お問い合わせ

03-5677-3930初診受付

ブログ

2014年6月22日

5570 講演1、OCT時代の眼底と視野 慶応大 芝大介先生:聴講記

講演1、OCT時代の眼底と視野 慶応大 芝大介先生:清澤の聴講記です

眼底がまず診断の中心でありOCTがどれだけ診断できたかは眼底を基準にしている。次は視野である。視機能の評価には視野。

スペクトルドメインOCTにより数値・カラーマップなどでプレゼンテーションされると緑内障が測れた気になってしまう。

測定としてはおおむね正しいが、診断および信仰の判定に際して十分か?前視野障害期を含め、緑内障性視神経症の診断に際しては眼底検査をもっとも信頼するべきである。

OCTでは網膜神経節細胞やその軸索の減少を指摘してくれるが健常データとの比較がその判定基準。標準は軽い近視までであって強度近視も、老人もその枠から外れる。すべての患者にその比較は妥当ではない。

出血はNFLDの端に出る。視野異常は10-2でのみ見つかる。二デックOCTでは乳頭黄斑線維の欠損が見える。出血は進行のリスクが4倍と。NFLDの角度を測れば定量出来る(金沢大データ)。

それらの構造としての軸索の減少が正しかったとしても因果関係は不明。眼底検査は一定の情報を与える。

経過観察に際しては、進行速度に関するエビデンスが豊富な視野検査が中心。進行を見るのには、シータファストよりはシータスタンダードがよいだろう。解析ソフトを使うのがよい。進行判定において眼底所見は極めて重要。視野での進行例は、OCTの進行例とは一致しない。

正しい知識と経験に基づいた眼底検査、適切に施行された視野検査とその緑内障診療の有用性と限界を再認識する。

清澤のコメント:下垂体腫瘍、エタンブトール例も含めて緑内障と紛らわしい例が示されていた。すべてを緑内障と思ってしまうのは危険。眼底で診断(写真を撮り、ディスクヘモレージDHを見る、散瞳も)し、視野で進行を見るそうです。シータスタンダードで経過を見るとも言っておいででした。

Categorised in: 未分類