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2014年6月19日

5553 色覚異常、クラウドファンディングで画集出版の記事です

「ネットで資金集め」急成長 クラウドファンディング

2014年6月10日05時00
無題(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140610-00000002-asahik-life)
画集「月と猫」を手にする田川誠さん。友人の詩人、あさひゆかりさんが詩をつけた=東京都世田谷区

写真・図版

 インターネット上で不特定多数から小口のお金を集めるクラウドファンディング(CF)。夢を実現する新しい資金調達法として注目されるほか、ベンチャー企業などがCFを通じて未公開株を一般に発行し、資金を募れる仕組みが来年にも始まる。一方、急成長の陰で思わぬトラブルも生まれている。

 ■114人から100万円、夢の画集出版

 川崎市の田川誠さん(32)は先月、念願だった画集の出版にこぎつけた。

 タイトルは「月と猫」。ほの暗い闇にたたずむ猫を月明かりが照らす。青と黄色を何度も塗り重ね、夜を表現した。

 独特の色使いは、生まれつきの色覚異常によるところが大きい。色の見え方が違うことにずっとコンプレックスを感じていたが、それが武器になると高校時代に気づいた。

 派遣社員として働きながら絵を描きためた。出版を夢見たが資金はなく、頼ったのがクラウドファンディングだ。

 仲介サイト「キャンプファイヤー」に登録、フェイスブックなどで宣伝した。最終的に、目標金額の2倍にあたる約100万円が114人から集まった。「一時は出版をあきらめたことも。でも、共感を寄せてくれた皆さんのおかげで、画家として歩む自信が持てました」と話す。
ーー以下略ーーー
眼科医清澤のコメント:
色覚は網膜上に存在する3種の色素によって感知され、それが赤緑と黄青の二つの軸の上でで知覚されます。そのいずれかが少ないと、いわゆる色弱とか色盲と呼ばれる状態が発生します。先天的に特徴のある色覚を持つ上記の疾患を持つひとに対する偏見を緩和する目的で最近は色盲などの言葉の使用は眼科学では制限されています。
 思うにこの画家は青黄の軸上の色を多用しておいでとのことですから、赤緑の軸の上の色の知覚が弱くて、青黄軸の上の色覚をフルに生かした絵を描いておいでなのかと考えました。今後のご活躍に期待いたします。
(日本眼科医会のパンフレットをもとに、色覚に関する記事も準備中です。)

注記:(私の尊敬する色覚専門家、岡島先生の記事から引用)
●2色覚…3種類の視細胞のうち、どれか一つが欠けている場合を2色覚(いわゆる色盲)といいます。赤を感じる視細胞がない場合が1型2色覚、緑を感じる視細胞がない場合が2型2色覚です。

●異常3色覚…視細胞は3種類あっても、そのうちどれかの機能が低下している場合は異常3色覚(いわゆる色弱)といいます。赤を感じる視細胞の感度が低い場合が1型3色覚、緑を感じる視細胞の感度が低い場合が2型3色覚です。

 このほか、青を感じる視細胞に異常がある3型色覚や、1種類の視細胞しかない1色覚(全色盲)などもありますが、頻度はごくまれです。

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