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2014年6月17日

5449 保険点数改定の意義:税理士さんからの提案

保険点数改定の意義というニュースレターが税理士さんから届きました。このレターは「かかりつけ機能への評価」と「連携の推進」に注目しています。眼科でも往診を行うところがぽつぽつと出てきているようですけれど、実際に外来を閉じてまで往診に力を入れる余裕がある施設は多くはないでしょう。

 長い間には定期的な通院が困難になってしまった在宅高齢者の眼科患者さんが増えています。あるいは内科で往診をしているところと眼科診療所が組んで、眼科往診の依頼を受ければよいとするという構想を聞いたこともあります。あるいは、白内障の手術をできる診療所が往診から潜在的な手術患者を掘り起こすという構想も聞きます。しかし、いずれも眼前の需要は見えません。

今回の保険点数改訂で眼科では、白内障の手術料が両眼行っても片眼と変わらないという奇妙なことになったという様な話が聞こえてきますけれど、手術や入院施設を持たない私どもの様な外来クリニックに大きな影響は有りませんでした。
(この記事は5月15日に上程していましたが、公開してなかったので本日掲載いたしました。2014年6月17日)

ーーーニュースレターの採録ーーー
 4月から施行される保険点数が発表されました。すでに、方向性の概略は中央社会保険医療協議会(中医協)の議論で明らかになっていましたが、まとめるならば「かかりつけ機能への評価」「連携の推進」です。

ポイントは歯科医師同士の得意分野を分け合う連携

歯科業界で「かかりつけ」というと、以前、メインテナンスの習慣を広めることに一役買った「かかりつけ初診料」をイメージする人が多いようです。

う蝕、歯周病の予防目的でメインテナンスを行う計画的診療に対して、高い初再診料で評価したものです。政治的な意味合いも強く、後にこの運用を巡って疑獄事件も発生しました。もともと、特に保険の歯科医療は継続的に患者さんと関わる性格のものですから、かかりつけ機能の評価は望ましいと言えます。今回、在宅訪問診療を中心に、継続的、包括的な歯科医療には大幅な増点がなされました。

「連携」というと、医科歯科連携を思い浮かべる歯科医師が多いかもしれません。しかし、実際には、対等な連携は難しいのが実態です。医科において連携は、高次機能病院から街の診療所まで完全に縦のつながりになっています。

開業医も、ほとんどが何らかの臓器別専門医であり、医科同士の連携は今や端緒についたばかりです。単一の病院の中ですら、心臓の専門医と腎臓の専門医の共同カンファレンスが始まったのが最近のことです。まして、歯科との連携というのは簡単なことではない、と考えられます。

現実的なのは、歯科医院と、訪問介護のヘルパーといった訪問診療の現場レベルでの連携、歯科医師同士の得意分野を分け合う連携です。これらには経済的な手当てが別立てで用意されている訳ではないため、最初はボランティア的になる傾向が見られます。それでは経営になりませんから、個々に何らかの収益モデルを作る必要があるでしょう。:2014.03.14
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