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2014年6月15日

5546 地球「人口爆発」まであと半世紀

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「地球「人口爆発」まであと半世紀…解決のカギは日本人「始末の精神」と「ファーブル」にある」という記事が産経新聞の2014年06月15日10時36分の記事に出ています(元記事にリンク)。

この議論の前提条件などには間違いはないと思われます。我々の子供の世代がすぐにでも直面する問題なのでしょう。この記事の概要をまとめてみます。別の図では日本の人口をこんな風に予測しています。

どうしようという対策はないのですけれど、恐竜で見るように人間の個体数を支えられなくなったときには、人類が滅亡するだけで済むのか?あるいは地球という生命を持つ星自身が失われてしまうのでしょうか?これは大きな問題のようです。この記事の著者は、従来とは別の観点で移民受け入れに反対のようです。

さて、この人口爆発と食料と水の不足問題に対応するために、私たちは短期的そして長期的にはどのように備えたらよいのでしょうか?

ーー記事の要点ーーー
地球、人口爆発まであと半世紀
乗降客でごった返す北京の地下鉄駅。地球人口の5人に1人は中国人といわれるが、中でも北京は巨大人口を有し、さまざまな問題が山積みとなっている(中国新聞社、上の図)

ざっくり言うと

世界人口は2070年頃まで、100億人のピークを迎えると言われている
数十年以内に、水と食糧の奪い合いが起こって弱肉強食社会に至る可能性も
もったいない、間に合わせで我慢する、無駄をなくすことが大切である
ーーー
■地球人口100億人定員説

 現在、世界の人口は70億人に到達した。食糧科学者は「地球人口100億人定員説」を想起している。地球をめぐる課題とされている各種テーマは、「人口爆発を防ぐ生存・食糧有限説」に絞られる。2070年頃までには、100億のピークを迎えるとの予想が大勢であり、「百億人が定員」であるとの見解は待ったなし。

 一方で、「豊かさ」が人口増加に歯止めを掛ける要因として作用するが、すべての国々が先進国と同様の経済レベルに達することは考えられない。数十年以内に、水と食糧の奪い合いが起こって弱肉強食社会に至る平和と安定を欠く。

■定員は増やせるか?

 そこで考えられるのは、人口増に反比例するように、人類が地球にかける負荷を漸減させることではないか。つまり、日本古来の生活の知恵「もったいない」「間に合わせで我慢する」「無駄をなくす」の“3M”を実行することが、効果的な緩和策になると思います。決して西欧的な3M=「Much」「More」「Many」を求めないことに尽きる。敢えて西欧的な思想に準拠するなら節操ある共生の理念が問われるはず。

■小国に学べ

 要するに、世界各国が人類の歴史を顧みつつ節制の精神を取り戻す努力をする一方で、先進諸国は、先端省資源技術に一層の磨きをかけ発展途上国を含む地球の未来に希望を生み出す努力が求められている。

■日本は人口過剰?

 日本の歴史をひも解いても、江戸元禄文化繁栄時の人口は4千万、明治の近代化の後が5千万、大正ロマン時代が6千万、そして戦後復興時が8千万でした。その後、高度経済成長の成れの果てでバブルを生み、それが弾けてデフレ不況から脱出できない1億2千万は、ひょっとしたら人口過剰なのかもしれない。

 人口減に抗い移民政策に走ると、欧米先進国に見るような極端な格差の増大、社会秩序の破壊、人種宗教文化面での対立を内在しかねないなど、空前絶後の新たな難題が多発しかねません。

■人類は自分で撒いた種を刈り取れ

 フランスの生物学者、ファーブルは、「自然界の人類以外の生物は、限りある資源をめぐって、異なる種同士が無益な争いを避けるために、彼らは確実にバトンを受け、確実にそれを手渡す。黙々とそれを繰り返し、ただそれに従う」

 これを生物学用語でニッチというそうですが、要するに「すべての生物が守っている自分のためのわずかな占有帯、すなわち生物学的地位・分際」の重要性を説いているわけです。いまこそ、人類は自ら撒いた悪徳の種を刈り取り、共生の仁義を生物界に学ぶべきではないでしょうか。

 人口爆発まで残された期間は、あと半世紀しかありません。

 ■上田和男(こうだ・かずお)昭和14(1939)年、兵庫県淡路島生まれ。

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