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2014年6月15日

5542 TFOT(ティーフォット)とは

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ムコスタ2周年記念講演会に行ってきました。横井先生の福井からの中継画像でのお話に出てきた、TFOT(ティーフォット)。ドライアイ研究会のページから引用しました。基本はこの図みたいです。以前の私の記事では「Tear Film Oriented Therapy」の略を間違えておりました。修正しておきます。

ーー引用ですーー
TFOTについて

TFOT(ティーフォット)とは「Tear Film Oriented Therapy」の略で、 日本語では「眼表面の層別治療」と訳される、ドライアイ治療の新しい考え方です。

 わが国においては、これまで、ドライアイのコア・メカニズムとして涙液層の安定性の低下が重視され、それを改善することによってドライアイを治療してきた経緯がありますが、 ムチンや水分の分泌や産生を促す点眼液の登場によって、この治療の考え方はさらに重要になってきたと言えるでしょう。つまり、局所治療の選択により、眼表面を層別に治療して、 涙液層の安定性をさらに高めることにより、より効果的にドライアイを治療することのできるドライアイ治療の新しい時代が日本において始まっています。 下図には、ドライアイの眼表面の層別治療に寄与しうる現在の局所治療の選択肢を示しています。

 ドライアイ治療のパラダイムシフトとも言えるこの新しい考え方は、眼表面の層別診断(TFOD: Tear Film Oriented Diagnosis)とともに、今後さらに整理され、 活用しやすいものになってゆくと期待されます。

 古典的な涙液層の考え方では、水層を中心にして上皮側にムチン層があり、大気側に油層が分布して水分の蒸発を抑制しているという考え方でしたが、 現在の考え方では、涙液層の液層には、結膜杯細胞から分泌されるMUCA5ACを主体とする分泌型ムチンが水分を保持する形で混じりこみ、 涙液層の安定性向上に寄与しているとされています。 また、角結膜上皮細胞に発現している膜型ムチンは、上皮表面の水濡れ性維持に寄与していると考えられています。
ーー引用終了ーー

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