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2014年6月3日

5497 三井記念病院脳外科の尼崎先生が当医院をご来訪

images三井記念病院脳外科の尼崎先生が医院をお訪ねくださいました。(当医院からは従来東京医科歯科大学脳外科にジャネッタ手術をお願いすることが多いのですが、本日は尼崎先生に最近の話題を伺いました。)

 尼崎賢一先生は前任の田草川先生の後を引き継ぎ三井記念病院の脳外科医長として顔面神経の減圧術に取り組んでおいでです。先日は病院の事務方で病診療連携を推進している窪田さんがお訪ねくださったのですが、本日はお二人で足を運んでくださいました。

 持参戴いた三井記念病院脳神経外科、頭蓋内微小血管減圧術(ジャネッタ手術)のご紹介というハンドアウトを拝見しますと、「頭蓋内微小血管減圧術は脳神経外科の中でも機能的脳新規栄外科として位置づけられ、手術に際しては、確実な減圧と合併症防止のために比較的高い技術が要求される」ということです。

三井記念病院では全身麻酔下に、耳の後ろに500円玉程度の穴を開け、その下硬膜を切開した後に髄液を排出し、手術用顕微鏡で手術するということです。適切にくも膜を切開しながら小脳と頭蓋骨の間を顔面神経にアプローチし、責任血管を確実に減圧するということです。(金額的には国民健康保険を使って30万円程度ですが、高額医療費になるので本人負担は月に10万円以下になり、その差額はあとで返還されるとのことです。)

神経と血管の間にものを挟む方法(インターポジション法)を取る施設もありますが、三井記念病院でh確実に血管を吊り上げ、骨側に移動し、接着する方法(トランスポジション法)を原則とすることで、治癒率の向上につながっているとおっしゃっていました。この病院でのこの手術はすべて尼崎先生の執刀だそうです。

症状の消失には個人差があり、必ずしも手術直後に現れるとは限らないそうです。この手術が一度行われると脳硬膜が癒着するので2度目の再手術は大変困難になりますから、再手術はなるべく避けたいという事でもありました。

尼崎先生が行った小脳血管による脳神経圧迫に対する減圧術はすでに100例を扱ったそうで、「2013年度の実績は片側顔面けいれん71例、症状改善率93%、聴力障害なし。三叉神経痛38例、症状改善率95%」ということでした。

尼崎先生の今後のさらなるご活躍を期待いたします。

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