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2014年6月2日

5496 今日から役立つPG製剤処方のコツ(相原一先生、福地健郎先生)を聞きました

5496 今日から役立つPG製剤処方のコツ(相原一先生、福地健郎先生) 第2部 を聞きました

今日から役立つPG製剤処方のコツを聞きました。
第2部

相原一 先生
今日から役立つPG製剤処方のコツ。

NTG導入治療で用いられる物のうちラタノプロストは77%を占める。
眼圧下降が確実なものが選ばれるからである。
眼圧下降はベータブロッカーでは、1-2mmHg程度であるが、ウノプロストンは1mmHgくらい下げられる。
ラタノプロストはそこで2-3割眼圧をさげられていて、その効果は昼も夜も下げることができる。
CAI(炭酸脱水素酵素阻害剤)は夜もよく下げるのが特徴である。
PG(プロスタグランジン剤)は着色などの局所副作用には注意を要す。

PGへの追加薬はチモロールまたはCAIが良い。
点眼が3-4剤にもなれば、これに何かを載せてもその効きはよくない。
相原先生は片眼トライアルを薦めるとのこと(単盲験での)測定の揺れのバイアスを減らすことができるそうです。
顔を洗う前に点眼させ、点眼液を洗い落すさせるのがよい。その点で就寝前の使用はよくない。
実際には疲れて帰り点眼しない人も多い。
測定時間によって眼圧は変わる。この点にも注意しましょう。
PGの副作用には、充血、睫毛の多毛、虹彩色素増加、デューズ(上眼瞼溝の深化)などが知られている。
充血が少ないのは?:それはラタノプロスト(キサラタン®)が少ない。
充血は眼圧下降に関係しない。その充血は長期使用で軽減する。
PAP:PG associated periorbitopathyという単語がある。DUESが少ないのもラタノプロストである。一方ビマトプロスト(ルミガン)は強い。

基剤の違いについて。
角膜への影響の強い人ではBAKフリー製剤(塩化ベンザルコニウム:PGならトラバタンズ)のより良い適応である。
チモロールは麻酔作用があって、ドライアイになりやすい。

ラタノプロストは初めてのPG関連薬としては使いやすい。
眼圧をよく下げることが第一。
副作用とのバランスを考慮する。
初回導入を失敗しないように。

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明日から役立つ緑内障薬物治療のコツ

その2、配合点眼剤 福地健郎先生(新潟大学)
 
1、配合剤をよく使うか?という眼科医への問いに、「しばしば使用」という答えが62%であった。
2、2剤目としては、、、
3、アドヒアランスを上げる。配合剤は現在日本では4剤ある。アメリカはむしろ少ない。
今は2剤点眼の人が少なくなっていて、PGとベータを使う人が20%程度
混合(フィックストコンビネーションFCと呼ぶ。)
その効果は併用に比べて非劣性です。
 
標準化(緑内障ガイドラインから)
高眼圧型は;初期例19mmHg以下、中期例16mmHg以下、後期例14mmHg以下に背呈することが提唱されている。、
正常眼圧型:無治療時から20%ないし30%というように下げることが推奨されている。
福地先生のデータでは
HTG(高眼圧)型 0.49dB/年 程度.
LTG(低眼圧)型 0、35dB/年 程度進む

標準化と個別化(下半視野欠損と中心下視野欠損型は治療を急ぐ)の両者を考えよう。
単剤からの展開(併用もあり、配合剤という道もある)

これで福地先生の講演は終わり。
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清澤のコメント:
多少後からこの文章の欠陥を人に教えてもらって補いました。
PG製剤の有効性を自覚しながら、配合剤も上手に使いましょう。
配合剤使用のスローガンは簡略化、効率化、精度向上化だそうです。

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