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2014年5月28日

5478 「心因性視力障害の疾病と治療」 清澤源弘

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第4回春季葛飾区眼科医会学術講演会

平成26年5月29日 (木) 午後7時30分-9時
東部地域病院2階会議室
「心因性視力障害の疾病と治療」
  清澤眼科医院 院長 清澤源弘

共催 葛飾区眼科医会、参天製薬株式会社

ーー私の講演の概要ですーーー
  心因性視力障害の疾病と治療
本日は仮にFunctional visual lossを心因性視力障害(FVL)と呼ぶ
1、定義
1.1、心因性視力障害(FVL)とは
1.2 器質性疾患と非器質性疾患
1.3 FVLは眼球運動や 眼瞼の機能的障害を含む

2、FVLの臨床症状
2.1 器質性障害のある患者と同じ主訴
2.2 FVLの診断
2.3 完全な失明はまれ
2.4 嘘とは思えないことも
2.5 症例 1

3.受容性FVLのパターン
3.1 ゴールドマン視野が有用
3.2 共通所見は視野狭窄
3.3 GPでの視野狭窄の2タイプ
3.4 タンジェント・スクリーン
3.5 視力低下があって正常視野?
3.6 症例 2
3.7 良い目をつむる狡い患者
3.8 片目FVLには 両眼開放視野が有用
3.9片眼視力低下を試す クロスシリンダーの利用
3.10 4△基底下方テスト
3.11 立体視と瞳孔反応
3.12 視運動性眼振
3.13 鏡テスト
3.14 指指試験
3.15 石原仮性同色表

4. 運動性FVLのパターン:
4.1 輻輳痙攣
4.2 輻輳痙攣とパリノー症候群
4.3 随意眼振
4.4 注視不全麻痺
4.5 輻輳不全麻痺
4.6 機能的瞳孔不同
4.7 機能的眼瞼下垂
4.8 鑑別疾患としての眼瞼痙攣

5. 治療
5.1 器質性疾患の判断
5.2 対話など
5.3 FVLと器質性疾患の関連
5.4 中心暗点は要注意
5.5 ERG, 多局所ERG
5.6 心理学的評価
5.7 含めるべき心理検査
5.8 転換性障害と詐病・虚偽性障害
5.9 FVL治療の未来

最後に自分たちのデータを少し加えます。

小児の心因性視覚障害への 臨床心理的介入の試み

目的:心因性視覚障害の小児に対する、臨床心理士による面接の試みについて報告する。対象と方法:心因性視覚障害と診断され、臨床心理士による面接を行った小児32例。面接は、独立した診察室にて多くは親子同席で、1回30分程度実施した。視機能改善までに要した期間と本疾患への影響要因について分析した。
結果:対象の72%に改善が見られた。診断から改善までの期間は、視力が約9ヶ月、視野が約7ヶ月で、臨床心理士の介入から改善までの期間はそれぞれ約4ヶ月、約3ヶ月であった。本疾患への影響要因としては、兄弟関係、友人関係が多かった。
結論:心因性視覚障害の小児に対する、臨床心理士による面接の有用性を確認した。

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