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2014年4月5日

5321: ICD-11(疾病及び関連保健問題の国際統計分類)のシンポジウムを聞きました。

無題ICD-11のシンポジウム(メモを取りながら話を聞いてみました:聴講印象記です。)
WHO(世界保健機構)では、ICDー10(疾病及び関連保健問題の国際統計分類:International Statistical Classification of Diseases and Related Health Problems Version 10)をICD-11へ改訂するプロセスを開始しつつあります。今日はこの中の眼科に関する部分がどう進んでいるのか?というお話です。

1)スパイビー先生

 眼科の歴史を体現しているような人物のスライドなしのお話でした。疾患分類を作り直そうというタスクフォースがありそのシンポジウムです。日本人では柏井先生が参加しておいでです。このICDは2007年ICOの財務の田野先生からメールをいただきこの話が始まったとのこと。

2)Tevfik Bedirhan Ustum: WHOのリーダー
ICDー11は2017年に最終盤が出される予定。
1664ロンドンで132の死因表が発表された。これがICDの基になっている。
1900年にICD-1が出て、現在までに14000の病気が登録されている。
WHOはそれを統一して臨床や統計、計画その他に利用しよう出来るようにしようとしている。
ICD-11が」今までと違って新しいところは電子的な環境で使える事である。
以前は集会を行って紙で結論を出していたが、今はインターネット・プラットフォーム化している。これをICD-11betaと呼ぶ.
フィールドトライアルを行い改変する事も必須である。
10と11の違い
1、製品のスタイル 2、配布の形など

Ontologyとは?知識の提示がまずは哲学からコンピューターへ。
図書館のカードボックスの様なもの:
基本的に一つの疾患は一つの場所で説明されねばならないので、項目の分野間で取り合いが起こる。

Linearizationとは:4つの階層がある。2段階がプライマリーケアであるようにズームインやズームアウト出来る事が必要である。
今のシステムではグーグルから入って、自分の意見を述べることも出来る。
資料をプリントアウトして使うことも出来る。
ICDにアイデンティーを追加することを提案できる。
眼科に特化したアダプテーションも出来る。

SNOMED:バイリングアル辞書である
Reviewプロセスを解説
フィールドテストが必要。其処ではその信頼性も問われる。
1979年にICD9が米国で作られ、米国ではそれが未だに使われている。
これに対して今では見る人が参加することが出来る。

3)Naoko Tajima 内科、
実際には臨床の話を入れたことで混乱がある。
エビデンスベイストクラシフィケーション、ヘルスクリニカル、xxの3方向から作成
複合した疾患もある
WHOの主導で安定させてゆこうと言う予定である。

4)柏井聡 ICD-11オフタルモロジーとは?
ICD9は本で出版された。が、今はコンピュータのなかにある。
眼科部門は5番目のタスクフォースである。
集まって話すことも良いが所詮はアウトカムが重要なのだが、
i-CAT はアップデートされたものが既に出ている。
ICD 11 beta はグーグルで探すことが可能。
Ophthalmology linearization を見よ。

其処にnonorganic visual lossの表示がある
今はまだ連結されてはいないが、近い将来SNOMEDも連結して使えるようにする。とにかく使ってみてくれと。

5)コーレンブレンダー博士
(この先生は視機能の評価をする方に関する老大人で、私との関係では共同研究者の加茂先生が使っている機能としての視野の概念と実際のデザインを考えた人です。)
視覚機能としての側面を考えると、米国とヨーロッパでは失明の定義が違う。
ADLに基づいた変化の範囲を説明
www,ski.ーー

6)Karl Gonin先生
作る側としてではなくて、神経眼科医として利用してみての感想が求められてそれを発表しました。
ICD-10はだめだったがICD-11は教育につかえる。
定義、それよりも詳しい色々な事が、タムリーにつかえる。
結果をすぐ読まずに、イーメールで自分に送らせることも出来る。
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清澤のコメント:帰宅したら、早速柏井先生も加わって作ろうとしているICD-11を探してみることにしよう。まずは来月に講演を頼まれた心因性視覚障害の話の振りをそこにしようか?と思った次第です。心因性視覚障害はその存在を認めるかどうかなど、その評価が分かれているような疾患なのです。 

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