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2014年3月29日

5297 眼瞼痙攣にマグネシウム?

ネットサーフで眼瞼痙攣の治療法を見ていますと、ところどころにマグネシウム経口投与と言う言葉が時々出てきます。次の一節もそんなものなのですが、どうも最初はマグネシウム欠乏症の症状の一つにブレファロスパスム(眼瞼痙攣)ないし瞼の攣縮(これは付属の動画で見ると眼瞼のミオキミア)があるという所から話は始まっていたようです。

著者(Dr. Burt W. Dubow senior partner at Insight Eye Care in St. Cloud, Minnesota.)はストレス、疲労、眼精疲労、カフェイン、アルコール、ドライアイ、栄養バランスの偏り、そしてアレルギーを瞼の攣縮の原因に挙げています。

「栄養のバランス障害:ある報告ではある種の物質、つまりマグネシウムの欠乏がスパスムを引き起こすことがある。しかしそれらの報告には科学的なエビデンスが欠けている。しかし、私はマグネシウムの欠乏をスパスムの原因リストから外すことはできない。

もしあなたが、栄養障害があなたにあると考えるならば、私はあなたが薬局で市販のサプリメントを買って服用するよりはあなたの主治医とそのことを話してみることをお勧めする」オールアバウトビジョンの眼と眼瞼の攣縮(Eye Twitching and Eyelid Twitches:http://www.allaboutvision.com/conditions/eye-twitching.htm)

また、別のページ眼瞼痙攣の真実と不都合のファイル(Facts about Blepharospasm and Filing for Disability)と言う記事でも、どのようにあなたが障害を持っていて、どのような補助を受けるか?という事が論じられています。その末尾にもマグネシウムが出てきます。その全文を訳して引用しましょう。

nigari

1. 眼瞼痙攣blepharospasmと言う言葉はこの状態をよく説明しています。; ギリシャ語でブレファロは眼瞼を、示しますから文字通り眼瞼痙攣です。

2. 眼瞼痙攣は通常害がありません、しかし眼と眼周囲に攣縮を起こすので患者をとても悩ませます。

3. 眼瞼痙攣の症状は軽いこともあり、数日で止まることもあるでしょう。(翻訳者清澤注:であればそれはおそらくミオキミアでしょうけれど。)しかし時にそれは重症であることもあり、長期にわたって続くかもしれません。

4. 最も重症な症例では眼瞼の閉鎖は一定時間続きその間は目を開けていられず、実質的には失明状態です。

5. その症状にはドライアイも含まれ、光をまぶしがりますから、初期では誤診が起きます。より重症のケースでは眼周囲の筋の痙攣が起き、時にその痙攣は首にまで広がります。そのほかの重要な症状は瞬目過多で、その瞬目は頻繁過ぎ、或は閉じている時間が普通より長くなっています。

6. 早期診断は有効なのですが、実際には様々な症状がみられるのでドライアイ症候群やアレルギー性結膜炎などとの誤診が起きやすいのです。.

7. 眼瞼痙攣の原因は不明ですが、ある種の要素が含まれていることは知られています。長期にわたるストレス、不安状況、そして疲労も眼瞼けいれんを起こします。ホルモン置換治療、パーキンソン病に対する治療そしてベンゾジアゼピン系薬剤 (バリウムなど) が眼瞼痙攣の引き金になることもあります。頭部外傷などによる大脳基底核の障害やその機能障害もその原因になります。

8. 眼瞼痙攣の治療法は様々であり、眼瞼痙攣患者のすべてに効く治療法は有りません。患者一人一人に個別化した投薬が必要であり、その決定には時間を要します。塩化マグネシウムMagnesium chlorideが有効であった患者もいました。ボトックス注射は最もよく効き、眼の周りの筋の攣縮を止めます。眼瞼の閉瞼に働く筋を弱める眼輪筋切除は他の方法で改善が見られない例に行われます。
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