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2014年3月14日

5255 本格シーズンはすぐ 花粉症は自覚症状が出る前に「目薬」を:日刊ゲンダイ記事

無題
本格シーズンはすぐ 花粉症は自覚症状が出る前に「目薬」を

かゆみを軽減したければ…/(C)日刊ゲンダイ:日刊ゲンダイ 2月28日(金) 10時26分配信

 大雪の影響か、例年に比べて花粉症に苦しむ人は少ないように見えるが、本格的な花粉シーズンはこれから。

 苦しみたくなければ、自覚症状の出ていない今こそ、対策が必要だ。
 花粉が目に入るとすぐに目がかゆくなると思っている人がいるが、間違いだ。花粉が破裂(ハッチアウト)して中のタンパク質が飛び散り、それが涙に溶けて結膜で何段階もの化学反応を繰り返す。その刺激で肥満細胞からヒスタミンが分泌されてかゆみが起きるのだ。
「だからこそ、花粉症で目がかゆくなる人は、化学反応が繰り返される前、つまり、症状が出る前に目薬をさすことが大切なのです」

 こういうのは東京都眼科医会学術委員の眼科専門医で「清澤眼科医院」(東京・南砂)の清澤源弘院長だ。
「自覚症状のない、早い段階で目薬をさすことで、かゆみの程度を軽減させ、かゆくなる時期を遅くできます。本来はかゆみが出始める2週間前から予防的に目薬をさすことが望ましいのですが、目のかゆみが出ていない人は今から始めてもある程度の効果は望めるでしょう」

 問題はどんな目薬を使うかだ。

 そもそも花粉症による目のかゆみを止めるには2つの手法がある。
 ひとつはヒスタミンブロッカー。肥満細胞などに貯蔵されているヒスタミンが遊離、体のさまざまな部分にアレルギー症状を起こす前に、ヒスタミンをブロックする方法。
 もうひとつはアレルギーに関連する化学伝達物質の遊離・放出を抑制する方法だ。

 その両方の働きをするとして登場したのが参天製薬の「アレジオン」だ。
「眼科専門医の間で話題ではありますが、値段が高いという難点があります。ですから、それぞれの作用を持った2種類の目薬を使うという方法もあります」(都内の別の眼科専門医)

 また、目薬は酸性とアルカリ性の強さを示すpH(0~14)が7に近いほど、花粉が涙の中に入ったときにハッチアウトされにくい。
 目薬のpH表示にも気をつけよう。

 すでにかゆみが出た人はどうすればいいのか?
「フルメトロンやリンデロンといったステロイド入りの点眼薬を併用すれば、とりあえずのかゆみは止められます。ただし、眼圧が高くなりやすいので白内障、緑内障の人は注意が必要です」(清澤院長)

 人によっては花粉症からドライアイになり、いっそう目がかゆくなり、充血することがある。
 原因のひとつはまつげの縁にある数十個の分泌腺で、涙の表面を覆う油脂成分を分泌する、マイボーム腺が詰まるためだ。

「これを解消するには目を温めて、ベビーシャンプーなどでまぶたを洗い、シャワーをかけることです。まぶたの清潔操作をすることは大切です。ただし、目そのものを洗うことはお勧めしません。眼球の表面はムチン、水、脂でつくられていて、眼球を守っています。目を洗うとその保護的な膜が壊されるからです。最近、水泳の後に目を洗うことが奨励されなくなったのもそのためです。それより、花粉予防のメガネやマスクをする方がいいでしょう」(清澤院長)

 また、花粉症の人はシーズン中はコンタクトをやめた方がいい。
「花粉を角膜ですりつぶしてしまうコンタクトはやめましょう。ハッチアウトが増えるからです。花粉によるかゆみがなくなるまでメガネにすることをお勧めします」(清澤院長)
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