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2014年3月10日

5243 副鼻腔ポリープ手術の際の視神経損傷の記事です。

大学病院の眼科におりますと、時に鼻内視鏡手術で眼窩内組織を損傷したという事例はまれながら見せられることがあります。そのような

手術ミスで左目失明 長崎大病院

記事:共同通信社 14/03/03

長崎大病院(長崎市)は28日、記者会見し、昨年6月に行った副鼻腔(びくう)のポリープを除去する手術の際、誤って患者の視神経を傷つけ左目を失明させたと発表した。「患者が公表を望んでいない」として、年齢や性別などを明らかにしていない。

 病院によると、内視鏡や細い管状の器具を鼻に挿入してポリープをつまみ取る際、誤って左目の神経を傷つけた。眼球を覆う「眼窩(がんか)」に器具が入ったことに気付かず手術を続けたことが原因。手術終盤に執刀医がミスに気付き、術後の検査で失明が発覚した。

 宮崎泰司(みやざき・やすし)副病院長は「多大な迷惑を掛け、おわび申し上げる。再発防止に向け安全を一層強化する」と陳謝した。

 病院は既に、患者と家族に謝罪し、賠償に向けた協議を続けている。会見では、公表を望まない患者側との調整を慎重に進めたため、発表が遅くなったと説明した。

 病院によると、執刀医は30代男性で、200回ほど同様の手術経験を持つベテラン。目を傷つける恐れがあると判断した際に行う、眼球圧迫による器具の位置確認を怠った。病院の調査に「(傷つけている)可能性を考えなかった」と話しているという。

 耳鼻咽喉科診療科長の高橋晴雄(たかはし・はるお)教授は会見で「執刀医の過信がミスにつながったと考えざるを得ない」と述べた。

 病院はすぐに同様の手術を中止した。別の医療機関での研修を関係する医師が終えるまで、再開しない方針だ。

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