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2014年3月8日

5235 向精神薬の多剤処方を厚労省は制限するそうです。

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5235 向精神薬の多剤処方を厚労省は制限するそうです。

 向精神薬の多剤処方を制限し、診療報酬を認めないという仕組みが新年度から導入されるそうです。抗不安薬や睡眠薬などの向精神薬を数多く処方した場合、診療報酬を原則認めない仕組みが導入されます。これには、薬物依存や重篤な副作用を防ぐ狙いがあるという事で、新ルールでは、外来診療で服薬管理などをする際、抗不安薬か睡眠薬を3種類以上、または、統合失調症の治療に使われる抗精神病薬か、抗うつ薬を4種類以上、1回で処方した場合、診療報酬を請求できなくし、処方箋料も減額するという、非常にラジカルなものです。

 神経眼科医清澤のコメント:ベンゾジアゼピン系薬剤などによる薬剤性眼瞼痙攣の患者さんを多数拝見し、治療している身としては有り難いご宣託ではありますが、果たしてこのような薬剤の処方を自分の至高のスキルと考えている方が居られるとすれば、医療費の支払いと言う視点からのこのような形での国の医療への介入が正しいかどうかには議論の余地がありそうです。

ーーー記事の引用ーー
向精神薬 多剤処方を制限…診療報酬認めず

 厚生労働省は新年度から、抗不安薬や睡眠薬などの向精神薬を数多く処方した場合、診療報酬を原則認めない仕組みを導入することを決めた。薬物依存や重篤な副作用を防ぐ狙いがある。

 新ルールでは、外来診療で服薬管理などをする際、抗不安薬か睡眠薬を3種類以上、または、統合失調症の治療に使われる抗精神病薬か、抗うつ薬を4種類以上、1回で処方した場合、診療報酬を請求できなくし、処方箋料も減額する。

 また、入院患者に、副作用が少ないとされるタイプの抗精神病薬を処方する場合も、2種類までしか加算できないように改める。

 抗不安薬や睡眠薬としてよく使われるベンゾジアゼピン系の薬剤は、使用し続けると薬物依存になる危険性がある。

 抗精神病薬は一定量を超えると治療効果は上がらず、手の震えや体のこわばりといった副作用の危険が高まり、突然死することもある。国内では、抗精神病薬を3剤以上処方している割合が海外に比べて多い。

(2014年3月7日 読売新聞)
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清澤のコメント:薬剤性眼瞼痙攣の患者さんを多数拝見し、治療している身としては有り難いご宣託ではありますが、果たしてこのような薬剤の処方を自分の至高のスキルと考えている方が居られるとすれば、医療費の支払いと言う視点からのこのような形での国の医療への介入が正しいかどうかには議論の余地がありそうです。
ーー引用終了ーー

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