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2014年3月7日

5231 花粉症の目の症状 夕刊フジ(2014年3月6日 清澤取材記事)

【この時季 気になるこの症状】花粉症の目の症状

コンタクトレンズ使用者の花粉症対策 使い捨てワンデータイプが最適 夕刊フジ(⇒2014.3月6日19ページから 清澤取材記事)
2014.03.06

コンタクトレンズ【拡大】

 そろそろ「目のかゆみ」「充血」「流涙」の3大症状に悩まされる時期。スギ花粉の飛散によって現れる目の症状は「季節性アレルギー性結膜炎」。特にコンタクトレンズの使用は花粉が吸着し悪化しやすい。早めの対策をとっておこう。

 【目の洗浄には注意】

 鼻はマスクである程度までは花粉の侵入を防げるが、目の防御はゴーグルでも着けないと、なかなか難しい。かゆみが強く出る人は、つい水などで目を洗いたくなると思うが要注意だ。

 清澤眼科医院(東京都江東区)の清澤源弘院長が忠告する。

 「目を洗うことは、市販の洗浄液を使う場合でも勧められません。目の表面は3層構造の涙で覆われ目を守っています。その構造が壊れてしまうと、外からの刺激に弱くなり、余計に目のトラブルの原因になります」

 応急で何かセルフケアをするなら、流水で顔を洗う方がまだいいという。

 【症状が出る前に治療】

 花粉症の対応でよくないのは、症状が出てから医療機関を受診すること。症状が悪化すると薬が効きづらくなる。目も鼻と同じで、症状が出る前から治療を始める初期療法が大切だ。

 「治療では、主に2種類の抗アレルギー点眼薬を使います。メディエーター遊離抑制薬は、症状を引き起こすヒスタミンを増やさない薬で、効果が出るまで2週間ぐらいかかります。症状がなくても今から使った方がいい。ヒスタミンH1拮抗(きっこう)薬は、ヒスタミンの働きを直接阻止するので、症状が強い時に使います」

 この2つの作用を持つ最新の点眼薬もある。「自分は市販薬でいい」という人も、症状があればきちんと診断してもらうことが大切だ。

 「目がかゆい、赤いから花粉症とは限らない。コンタクトレンズに関係した感染症なら、抗生物質でないと治りません」

 【せめて1日使い捨て】

 コンタクトレンズ使用者の花粉症対策は、レンズ管理が最も大切になる。眼科では、基本的にシーズン中のメガネ使用を勧めている。

 「それでもコンタクトを使う方は、2週間使い捨てタイプであれば1日使い捨てタイプに替えるように指導します。レンズに花粉が吸着しやすく、擦り洗いしても完全に除去しきれない場合も多いからです」

 1日の使用時間もできるだけ短くすること。費用面などから、どうしても2週間使い捨てタイプを使う場合には、洗浄・消毒・保存剤は「MPS多目的洗浄液」よりも強力な「過酸化水素」を使う方が理想的だ。

 「花粉症だけでなく、レンズの汚れはまぶたの裏にブツブツができる巨大乳頭結膜炎の原因にもなります。この時期は通常以上にレンズの扱いには注意してください」

《コンタクトレンズ使用者のスギ花粉飛散時期の注意点》

●基本的にはメガネ使用が望ましい
●コンタクトレンズを使用する場合、使い捨てワンデータイプが最適
●最長でも12時間以上連続使用しない
●洗浄・消毒・保存剤には過酸化水素タイプを使った方が花粉除去率が高い

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