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2014年2月28日

5205 眼瞼れん縮 質問箱からの採録です

眼瞼れん縮 (質問者:青ちゃんさん)

昨年6月末から人と話す時に瞬きが頻繁になったり、屋外で眩しさを感じたりするようになりました。その後、運転をする時、テレビを見る時なども瞬きが多くなり、悪い時には目が閉じてしまうようになりました。

最初、眼科で診てもらっていましたが神経内科を紹介されて眼瞼れん縮と診断されました。11月と1月にボトックスの注射をしてもらいましたが効果は実感できませんでした。特に1月の注射の後は目が閉じがちになりました。神経内科でアーテンを処方され朝昼晩1錠ずつ飲んでいます。これについても効果がでているようには感じていません。次は3月に3回目の注射をしてもらう予定です。

現在、高血圧のため内科でメインテート、ゼストリルを処方されています。昨年末まではデパス、ドグマチール、タケプロンを服用していました。1回目2回目と効果がありませんでしたが、このまま3回目4回目とボトックス注射を続けていくことで効果がでてくるものなのでしょうか? 

また、効果がない場合は別の治療法があるのでしょうか? 
よろしくお願いします。

清澤のお答え:
 病気の進行は通常よりも早いように感じられます。脊髄小脳変性など原発性の眼瞼痙攣以外の何かが後ろにあるのかもしれないと感じました。

眼瞼痙攣が眼科の言葉で、眼瞼れん縮が神経内科の言葉ですが、同じものです。

11月と1月のボトックス注射の効果が実感できまなかったのは残念ですが、2割程度の患者さんではそのようにおっしゃいます。それでもその半数は3か月後に注射をしに来るのですから、全く効かないというわけではないのだろうと考えています。開瞼失行を合併しているのかもしれません。

神経内科ではよくリボトリールやアーテンが処方されますが、その用量はあまり増やさぬのが良いでしょう。抑肝散加陳皮半夏もボトックスと併用するのには使い易い薬です。デパスはベンゾジアゼピンやGABA系の神経伝達系に関与するから眼瞼痙攣崖を考えると、よくありません。

代案がないのでよくないですが、やはりボトックスはお勧めしますが、このまま3回目4回目とボトックス注射を続けていくことで効果がでてくるというものでもないと思います。
効果がない場合の最後の治療としては眼輪筋切除は考えられるでしょう。 脳の定位手術もありますが、これはまだ実験段階のものと考えます。

お大事に

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