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2014年2月27日

5202 冬の紫外線 目への影響注意:の記事です

5202 「冬の紫外線 目への影響注意」と言う記事が出ています。雪眼炎と言う懐かしい単語が出ています。目に強い紫外線があたると、角膜上皮が傷んでひどい痛みを起こします。これはスキー場での雪焼けの時のほかに、電気溶接から出る紫外線をうっかり見つめてしまうと起きることのある労働災害でも見ることが出来ます。いずれにしても過度の紫外線にはお気を付け下さい。今日の新聞記事には北海道医療大学の北市伸義先生がインタビューを受けておいでで、記事には「紫外線量は、夏のビーチより、冬の雪原の方が2・5倍も多かった。」という金沢医科大学の佐々木洋先生の研究も引用されています。
(⇒以前の夕刊フジ「雪眼炎」の記事にリンク)

ーー記事の引用ーーー
無題
写真:冬晴れの日の歩道は、雪の反射で下を向いてもまぶしい=札幌市中央区

■子どもの外遊び ゴーグルなど着用を

■量は夏のビーチの2.5倍にも

 札幌に赴任して2度目の冬。昨季は街中を埋める雪がまぶしく、まるでスキー場のゲレンデにいるようだと感じて、通勤用にサングラスを買ったほどだ。今季はだいぶ慣れたが、目に与える影響はないのか――。かねての疑問を専門家にぶつけてみた。

 「まぶしく感じるのは、もっともな反応です。雪は紫外線の反射率が大きいため、冬は地表面からも紫外線をたくさん浴びているんです」。北海道医療大学の北市伸義教授(眼科学)は説明する。

 屋外にいる人は、空から降り注ぐ紫外線だけでなく、地表で反射した紫外線も浴びる。空からの紫外線は、目に入る量を最小限に食い止めるように、眉毛や顔の骨格が保護する。しかし、下からの紫外線に対しては無防備だ。

 紫外線の反射率は、土・アスファルトが10%、水面が20%、砂浜が25%なのに対し、新雪は80%にもなる。金沢医科大学の佐々木洋教授(眼科学)らの研究では、目が受ける紫外線量は、夏の沖縄県のビーチより、冬の石川県の雪原の方が2・5倍も多かった。

 強い紫外線を浴びた時の目への影響は、急性のものでは「紫外線角膜炎」、慢性的なものでは、白目(結膜)の下の組織が異常に増えて黒目(角膜)に食い込む「翼状片(よくじょうへん)」、レンズにあたる水晶体が白く濁る「白内障」がある。

 紫外線角膜炎は、いわゆる「雪眼(ゆきめ)(雪眼炎(せつがんえん))」で、紫外線を浴びた当日の夜から翌朝にかけて結膜の充血や異物感、涙が流れるなどの症状が出る。目に強い痛みを伴う場合もあるが、多くが自然に治るという。

 翼状片は、軽度なら視力に影響はないというが、白内障は視力低下を招き、最悪の場合失明する。原因は主に加齢だが、紫外線による影響も一定割合である。

 佐々木教授によると、子どもは屋外での生活時間が大人より長く、特に部活動などでの紫外線の影響は大きい。紫外線による眼への障害は蓄積するといい、「長寿社会が進むにつれて、国民が目の病気にかかるリスクは増す」と話す。

 また、天気のよい日に、目を保護せずに長時間外にいると目が充血するが、「多くの人が紫外線が原因だと思わず、目の疲れかアレルギーなど別の原因によるものと勘違いしている」と警鐘を鳴らす。

 では、生活の中での対応策はあるのだろうか。

 北市教授は、(1)雪が降った後で良く晴れた日は、子どもが長時間外で遊ばないようにする(2)遊ぶ場合は、スキー用ゴーグルやサングラスなどを着用する――を挙げた。サングラスでなくても、プラスチック製のめがね(度なしを含む)も効果はあるという。

 北市教授によると、世界的に見て、北海道上空はオゾン層が厚く保たれ、地表に届く有害な紫外線は比較的抑えられているという。また、紫外線が原因の目の病気を抱える北海道の患者が他より際だって多いというデータは今のところないが、心配な人は防御策をとったほうが良さそうだ。

(熊井洋美)
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