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2014年2月25日

5199 緑内障の進行に関する質問と答え(質問箱から)

質問:緑内障の進行 (質問者:まるぼーろさん)

10年前に視野検査で、盲点の横二か所に■があり、緑内障のボーダーと診断されました。

その後、予防の為にと、キサラタン点眼薬での治療を続けています。
ずっと、視野欠損の変化も無く、眼圧も14〜16と、維持できていたのですが、昨年11月の視野検査で、若干数■の数(4〜5か所)が増えました。

寒くなってから、眼圧が若干高めになってきたので(17と18)OCT検査を受けたのですが、2年前に撮ったものと比べて、左目の赤い部分が増えていて、進行が認められました。

改めて、中心部分のみのハンフリーを受けたのですが、今の所、視野欠損はありません。

自覚症状もありませんし、欠損箇所も少ない状態ではありますが、OCTの画像に進行が認められるので、もっと眼圧を下げるために、点眼薬を変更すると言われています。

8年間維持できていた視神経が、たった2年で減った原因は何が考えられるのでしょうか?

ストレスを抱えたか?と主治医に聞かれましたが、特にありません。考えられるのは、更年期です。不安神経症や、身体の変調がこの二年、かなりありました。ホルモンバランスや体調不良で、緑内障が進行することがあるのでしょうか?

急に進行したことで、一気に視野が欠けて、失明してしまうのでは?と言う不安で、気が変になりそうです。

担当医からは、OCTが悪くても、大きな視野欠損が認められて無いので、必要以上に心配に思わず、眼圧を下げて行きましょうと言われていますが、眼圧を下げれば、維持が出来るのか?進行が止められるのか?・・・先々の事を考えると、怖くてたまりません。

お答え:
緑内障というものはそれほど急激に進むものではありませんので、ちょうどその時期に視野の変化が検出され始めたということなのでしょう。

3ないし4月に一度の視野測定ではMD(ミーンデフェクト)の数字を見ます。長期にわたって下落傾向が見られれば危険で、点眼薬剤を増やします。

 しかし、点眼指示を増やしてもかなりの患者さんでは点眼指示が守られていない場合があり、それだけでは状態は改善しないこともあって注意が必要です。

わたくしは、それとほぼ同じ期間ごとのOCT検査で視神経の陥凹、視神経乳頭でのリムの菲薄化それに乳頭周囲での網膜神経線維層の脱落を見ます。

 いずれもアバウトなものですからその結果には一喜一憂はされない方が良いでしょう。

 視野では繰り返し測ると慣れて成績は向上しますが、本質的な改善は少ないと考えられています。

本当に視野が悪化傾向を示すならば、点眼薬を工夫して(日内随時の眼圧で)18程度の眼圧は15以下に本格的に下げるのが良いのかもしれません。明け方とか、日内のある時間帯の眼圧は21を超えているのかもしれませんから。

 ご質問を拝見しますと点眼回数は守られている雰囲気ですが、まず大事なのは点眼回数をきちんと守ることでしょう。お大事に

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