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2014年2月15日

5176 映画「大統領の執事の涙::を見てきました

5176 映画「大統領の執事の涙::を見てきました

綿花畑の小作農として生まれたセシル・ゲインズは、見習いからホテルのボーイとなり、やがて大統領の執事にスカウトされる。キューバ危機、ケネディ暗殺、ベトナム戦争と、アメリカが大きく揺れ動いていた時代。約30年間ホワイトハウスで過ごしてきたセシルは、歴史が動く瞬間を間近で見ながら忠実に働き続ける。夫に寄り添う妻。長男は、白人に仕える父の仕事を恥じ、反政府運動に身を投じる。一方次男は、国のために戦う事を選び、ベトナム戦争に志願する。

清澤のコメント:土曜日は勉強は一休みにして、この映画を見てきました。ケネディーの暗殺とかベトナム無戦争とかセピア色の記憶の中の情景も出てきます。
食い詰めて泥棒に入ったセシルを拾ってくれた先輩のバーテンダーがセシルに教える言葉。「ニガーであるお前は雇い主の望むことを読み取ってそれに応えるように仕事をしなくてはいけない。」「執事は、その存在を主張せず、空気のようでなくてはならない。」「黒人たる自分としての顔と、白人に向ける顔は使い分けなくてはいけない。」
 父は人種差別の不条理を百も承知して生きてきたのである。黒人運動に走る長男は父に反発しながらもそんな父の後ろ姿はよく理解して育ったのであろう。
 しかし、その社会活動家の長男が下院議員にまでなり、黒人であるオバマ氏がアメリカの大統領にまでもなれたというところに話の終末を持って行くところがいかにもアメリカンドリームを体現して見せるハリウッド映画であると感じたものでした。アメリカのように白人席と黒人席を作ったりはしませんが、あの人たちはそもそも我々とは違う人々だというごく自然な認識は、むしろヨーロッパの方がアメリカよりも強かったような気がします。何かほろっとさせられる場面もたくさんあります。子供には反米的にはなってほしくないと思いながら。
おすすめ度4/5

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