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2014年2月15日

5174 眼瞼下垂手術後短期での涙液量の減少:という報告です

imagesBE6L3PI4(http://www.mivision.com.au/the-watery-eye-lacrimal-disorders/より借用)
5174 眼瞼下垂手術後短期での涙液量の減少:という報告です

町の診療所でも、ドライアイを訴える眼瞼下垂の手術が行われた眼の患者に出会うことは稀ではないのですけれど、それを数字で示す京都府立医科大学の論文がCornea誌の最新号に出ています。市中の医療機関の対応としては、ヒアレイン、ジクアス、ムコスタなどの点眼液を処方するか、あるいはそれで満足されなければ液体コラーゲンの涙点プラグ(それでも不足ならシリコン涙点プラグ)を設置するということでよいのでしょうか?

ーー抄録の引用ですーー

Cornea: January 2014 – Volume 33 p 14-17

Short-term Changes in Tear Volume After Blepharoptosis Repair
眼瞼下垂手術後短期での涙液量の変化
Watanabe, Akihide MD*;(中略) Kinoshita, Shigeru MD, PhD*

目的:
目標は眼瞼下垂外科前後にビデオメニスコメトリーを使用することにより涙体積変化率を評価すること。

方法:
涙管閉塞あるいはその他の瞼の疾病のない眼瞼下垂を持った36人の患者の59の目が診察された。すべての患者に挙筋前転を施行した。また、涙量は手術前と述語1.5か月に評価した。眼瞼縁と角膜の反射点の距離-1(マージン反射距離-1)は写真から決定した。また、涙量はvideomeniscometryを使用して、涙メニスカス半径の測定によって決定した。

結果:
マージン反射距離-1の平均は、眼瞼下垂手術前は0.13±1.13mm、手術後は3.18±0.85mmであって、手術前に比べ手術後には、著しく(P<0.001)増加した。 涙メニスカス半径の平均値も術前0.31±0.16mm、術後0.23±0.08mmと手術前比べ手術後には著しく減少した(P<0.001)。 涙メニスカス半径の手術後の減少は31人の患者の46の目(78%)で示された。また、減少は12人の患者の13の目(22%)では表われなかった。 手術前により高い涙メニスカス半径値を示す症例では、それが減少する(P<0.01)傾向があるようであった。 結論: 眼瞼下垂手術が、最初に涙量の高いの眼に行なわれた際に、涙量の減少が見られた。

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