お問い合わせ

03-5677-3930初診受付

ブログ

2014年2月14日

5170テレビのベテラン制作者が問題視する「性急さ」と「物語」:だそうです

意見をつなぐ、日本が変わる。BLOGOS
記事 水島宏明
2014年02月10日 23:58
「現代のベートーベン」佐村河内氏を持ち上げたテレビ ベテラン制作者が問題視する「性急さ」と「物語」:というブログ記事を拝読しました。

このブログ記事で著者は、
今回の事件の背景に、最近のテレビ局による「性急に物語を求める姿勢」を指摘する声がベテランのドキュメンタリー制作者から上がっていると述べています。
1f82d23ae0ddd59508234d713f3ccfe9
それに引き比べ、「聞こえるよ母さんの声が…原爆の子・百合子」(1979年、制作・山口放送)というドキュメンタリーを紹介している。母親の体内で被爆して原爆小頭症になった畠中百合子さん(放送時33歳)とその両親の生活を追った作品。岩国基地のそばの借家で理容店を営む父、被爆の後遺症で病に苦しむ母と一緒に暮らす百合子さんの知能は2歳半程度。
 ‐ - -
圧巻だった場面は、敬恵さんが死んだ後、普段ほとんど言葉を話さない百合子さんが母親の写真を指して「いこか」と言って、母親の墓参りを行こうと促すシーン。さらに墓参りの場面で、母親の墓石に百合子さんが耳をつけて母の声を聞きとろうとするシーンだ。

2歳半程度の知能で、ほとんど言葉らしい言葉を口にすることさえできない百合子さんが母親の声に耳を澄ましていたというのである。

母親を失った百合子さんの孤独や悲しみ。それは見る人間にこの人の将来を案じさせ、一体、誰の責任なのだろうと問わずにはいられないという。

制作したディレクターである磯野恭子(いその・やすこ)さんの話だと、百合子さんが墓石で耳を当てるシーンは、「まったくの偶然で予想外だった」という。 「事実に裏切られる」ような時、良いドキュメンタリー作品になるという経験をドキュメンタリーの制作者の多くが経験しているそうである。 誰かに何かを振る舞わせたり、作為がするのではなく、相手の日常を撮る、という姿勢が大事だと磯野さんは自分の経験から話した。

「その瞬間を逃さずに撮る。ドキュメンタリーは社会の鏡。戦争や原爆などによって翻弄された人としての哀しみ。国の理不尽への怒りなど何を映し出すか。社会がどうなっているのか、どうなっていくのか、という視点がないとドキュメンタリーとは言えない」

「今のテレビは何でもドラマチックに撮ろうとする。そこに作為が入る。だが、大事なのはドラマチックであることよりも、番組がその時代の何を撮るのかという視点。それがなければ薄っぺらいものになってしまう」

 ー ー ー ー
最近のテレビは、最初から『物語』を求めている。佐村河内問題も、最初から『物語』を持っているとされる人間に飛びついて、そこでの物語に期待する。テレビがあまりに物語を求めるようになった結果、『聴覚障害の天才作曲家』という物語に飛びついたのではないか」という山崎さんの評価だそうである。

ーーーーー

Categorised in: 未分類