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2014年2月2日

5140 緑内障の失明者が半減と言う報告です

最近では緑内障の点眼薬が発達し、適切に点眼がなされれば眼圧はかなりの程度にコントロールが可能になりました。しかし、一番の問題は点眼をきちんと続けてくださらない患者さんの存在でしょう。眼圧のコントロールが困難な例に対してはシャント手術その他の方法がとられますが、ここにもデバイスを移植する方法が開発されて、どうしても眼圧のコントロールが難しいという手術例も減ってきているのでしょう。

 この論文が述べる緑内障失明率が半減と言うのはおそらく点眼薬の進歩による部分がおお気化とは思うのですが、一般の患者さんで「緑内障」を宣告されて、それによる失明を恐れているという方には、明らかな朗報と言えるでしょう。

ーーー記事の引用ーーー
一般集団を対象に初の長期研究 2014年1月30日

 米国眼科学会(AAO)は1月21日、緑内障による失明率が1980年以来半減したとする研究を紹介した。Ophthalmology誌1月号に掲載。

 この研究は、1965-2009年にミネソタ州オルムステッド郡で診断された開放隅角緑内障(OAG)の全症例(857人)を調査したもの。一般集団においてOAGにより少なくとも一方の眼が失明する率(20年間の累積率)は、1965-1980年に診断された症例では25.8%だったのに対し、1981-2000年の症例では13.5%に減少したことが分かった。診断後10年以内の一般集団の失明率は、10万人あたり8.7人から5.5人に減少。しかし、1981-2000年に診断された患者の15%は、依然として失明まで進行した。

 40歳以上の緑内障患者は、米国で270万人、世界で6050万人を超え、不可逆的失明の主要な原因になっている。診断基準の変更や新治療、緑内障管理の改善により、個々の患者は恩恵を受けているが、集団レベルでの視力障害率についてはこれまで不明だった。緑内障が失明に進行する率と一般集団における緑内障関連失明率を長期間にわたって評価した研究は、今回が初めて。

 「患者と医師の双方にとって励みになる結果が得られたとはいえ、OAGによる失明率はまだ高い。早期発見とさらなる研究が必要」と研究を行ったArthur J. Sit氏は述べている。
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