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2014年1月28日

5127 たまには真面目に眼病理2 東京医科大学 後藤浩 教授

6127 たまには真面目に眼病理2 東京医科大学 後藤浩 教授
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FUNDUS FINDINGS. Photos of the right and left (図) eyes show RPE alterations, loss of choroidal melanocytes and a resultant sunset-glow fundus, choroidal Dalen-Fuchs–like nodules, and subretinal fibrosis bilaterally.(ネットに出ていたダレン・フックス・ノヂュールの説明です)

これも清澤の備忘録です。

◎角膜・結膜疾患
Sタンパク(IRBP、s抗原)を足に接種して実験的なぶどう膜炎EAUを作ることができる。このEAUはベーチェット病に近いといわれている。
人の眼の組織を採取できるケースは限られているから、人の組織標本を大切に見てゆくしかない。
◎眼内炎症の症例
1、 外傷性網膜剥離から同眼が交感性眼炎になり、他眼を守るためとして眼球摘出した症例:リンパ球が浸潤し、肥厚した脈絡膜には類上皮細胞の集塊をみる。メラニン色素が消失している。
2、 交感性眼炎:OCTでSRF網膜下液や脈絡膜変化が見られる
3、 ダレンフックスは急性期の肉芽であり、晩期の白い斑点はべつものである。
症例2;肺膿瘍、転移性眼内炎:再発で充血と黄色い前房の塊が見られた。検査所見特記すべきことなし。結膜などの培養はマイナス。
疼痛緩和のために眼球摘出した。
壊死に陥った炎症細胞が前房を満たしていた。
破嚢した水晶体では慢性の炎症が発生していた。
網様体が中央に牽引され、前房は深い、網様体炎で膜形成したという状況で、水晶体起因性眼内炎が発症していたと説明できた。
症例3:サルコイドーシス?網膜前膜で手術した症例。前膜の病理検査は?
サルコイド結節が見えて病理診断確定例のサルコイド結節ということになる。
症例4:エイズ CD4減少、CNV網膜炎(bっ要理像では核内封入体が見える、フクロウの眼)脈絡膜血管の内皮にもウイルスあり。
症例5、前部ぶどう腫、(摘出時に駆出性出血が起きていたという症例)手術で摘出をするならかならず病理を確認しよう。
清澤のコメント:確かに切除する組織が得られるならば、必ず病理組織を検討するのがよいでしょう。

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