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2014年1月28日

5126 たまには真面目に眼病理1、 小幡博人先生の講義(自治医大)、

たまには真面目に眼病理 小幡博人先生の講義(自治医大)、

無題(老人環)

これは清澤の備忘録です

○採取した組織はホルマリンに固定しますが、結膜標本は滅菌濾紙を利用してその上に引き伸ばして固定するとよい。そのあと標本は固定液には一晩漬ける。
○切りだしは:赤チンでマークしてパラフィルム上で切ってから病理部に出すといい
○霰粒腫のように見える脂腺癌もある;怪しいものは、瞼結膜を見るとそれとわかる。

◎角膜の浸潤; 老人環は40歳以下ではない。40歳以下でこれがあるなら高脂血症か?と疑え(演者は内科に診断を依頼するという)
○顆粒状角膜ジストロフィー(結晶は一部表層の細胞に沈着する)か班状ジストロフィー(結晶は全層の細胞に沈着している)は、病理を知っていれば細隙灯を見たときに診断できるはず。
○エキシマ:病理では角膜の再生に伴う変化が見られる
○角膜潰瘍、スカー:角膜移植後の潰瘍と穿孔のある例だが、:わずかな検体でもカビがあることが分かった例。切除して部分再移植でしのげた。
○霰粒腫:脂肪に対する異物肉芽性炎症であった。
○サルコイド結節:それに特有な変化が見られる
○類表皮嚢胞にも特有な変化がある。
○マイボーム腺の瞼板内角質嚢胞の例
○マイボーム腺梗塞(白い蝋状物は?)
○マイボーム腺分泌物(白血球、角化物、それと脂質)
◎瞼縁の母斑細胞性母斑は:瞼板に切り込まずシェービングして切除すればよい。瞼縁を瞼板まで切り込めばノッチが残ってしまう。
○瞼縁の腫瘍切除では睫毛がなくならない。これは毛根が意外に深いところまではいっているから。
○その切除には皮膚・皮下腫瘍露出部切除という項目があるそうです。(1600点?)

清澤のコメント:濾紙に伸展して固定に出すとか、皮膚・皮下腫瘍露出部切除という項目を使うなどちょっとしたことですが、大変参考になりました。ちなみに私は通常は標本切除の項目を使っていました。その日にちょこちょこっと取るのではなく、他日の予約として行えば、霰粒腫切除などよりも大きい点数の項目でも不自然でなく検査ができるのか?などと考えながら聞いておりました。

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