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2014年1月27日

5124 体内リズムのメカニズム:時差の分子機構がわかったと言う岡村均先生の本格的なお話でした

岡村均 先生 京都大学薬学研究科

リズムに関連する分子の話:時差の分子機構がわかったと言う本格的なお話でした。またその体内リズムの基準になる組織は視交叉上核であり、その調節をする分子も既に確定できているのだそうです。
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宇宙に浮かぶ地球にはリズムがある。人体という小宇宙にもリズムがある。

リズムのもとは時計遺伝子の転写機構である
動物だけではなくて、ハエにも、バクテリアにまでこの体内時計がある、

心筋梗塞は朝、出産は夜、などの様な病気にもリズムがある
GH成長ホルモンは寝た瞬間に出る。GHRHを注射しても夜しか反応しない

眼圧のリズム:マウスでは房水産生は昼に多いというリズムがある。歯にも同等の機序が見られる

生体リズムは身体の60兆個の細胞がリズムを持つと言うことである。
それを制御しているのは視交叉上核(人では2ミリ)でsる。

時をvisual 化したいと考えた:ルシフェラーゼの利用で時間に伴う細胞活性の変化が可視化できる。

現代では本来は人が眠っていたはずの夜10時での睡眠者率は下がってきている。これは睡眠異常の揉んだ恁麼通じる、様々な疾患とリズムは関連がある。
糖尿病とリズム、
癌とリズム(乳癌はスチュワーデスや、夜勤看護婦に多く、全盲の人に少ない)分子機構的にも癌とリズムは関連がある
高血圧とリズム:Cry-nullマウスは、食塩負荷で血圧が上がる。副腎にも時計がある。

時差とリズム
時差ボケ(Jet-lag)は環境時計と体内時計のずれで起こる。
普通バゾプレッシンは下垂体から出るが。髄液内に含まれるバゾプレッシンは視索上核由来である。
この受容体は脳内のさまざまなところにある。V1aV1b両受容体のノックアウトマウスは環境時計と体内時計との関連が違っている。

時差を軽減できる薬はないか?と考えた結果、その候補ができた。
これをシフトワーカーの時差ぼけにも使えないか?と考えている

おそらく可能となった場合には、その使用は長期内服ではなく、一時的抑制でよいのであろう。
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