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2014年1月27日

5123 サ‐カディアンリズムのお話を坪田一男先生に伺いました。

サ‐カディアンリズムのお話を東京眼科アカデミーで坪田一男先生に伺いました。その聴講記です。
坪田先生のブルーカット眼鏡に対する重視と推薦は本気のようです。少なくともこの話を聞く限り、夕刻以後にLEDの光を見るのを最小限にする事が、正常な体内時計(睡眠リズム)を確保するためには必要と言うことのようです。
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眼はカメラであり時計だった。ブルーライト問題を提起する:と言うお話です

坪田先生は体内時計問題を眼科医の手に確保したいのだそうです。

人間の使う証明のために宇宙から見る地球は明るくなっているそうです。300万年前に人類が誕生してから現在までに、人類が見る光の質が変わってきました。

殊に、最近はLEDが出現しました。エネルギー効率が悪いので従来の電球の生産は無くなりつつあります。

電器消費量の20%が照明用であり、LEDはその消費を半分にします。
ライトエミッテイングダイオードLED電球は、実はブルーの単色光です。自然光に近づけるためにイエローの蛍光塗料を塗ったカバーを使って黄色を作っています。

カメラとしての眼にはロッドとコーンの視細胞を持ち、3種のコーン細胞がブルー、グリーン、レッドの3色を感ずる構造です。

時計としての眼はガングリオン・フォト・リセプターという特殊な視細胞が青色を感じて、その入力が交叉上核でそれを(夜と昼の)時間情報に変えます。

インターネットの使用時間は若者で長くなっています。ネット中毒者が50%もいます。
最近は、下村文部科学大臣の声明でもハーバード大学のHPでもブルーライトハザードを取り上げている。

イエローの眼内レンズはブルーライトを通さないと言う良い特徴があります。実験データを見ますと、UVのカットだけでは網膜の委縮は防止できない。最近は紫外線だけではなく短波長側の可視光線(ブルーライト)が問題で有ることが明らかになりました。

BUT短縮型のドライアイでは眼表面が凸凹になります。これは涙液の不安定性によって、視力の増減が激しいということです。

空は青いですが、これはブルーライトが散乱することに依ります。ブルーライトによってドライアイの眼で光ははさらに散乱します。その結果、問題となるのは網様体のけいれんも起きる事です。

ブルーライトをカットするJINS PCという安い眼鏡はは300万個も売れました、これは、使ってみると実際に眼が疲れないからです。目の表面の状態を変えることによって、網様体のけいれんも減り楽になります。

ブルーライトカットメガネを使うと、メラトニンが出て早く眠くなります。ブルーライトにはカフェインよりも強い眠りを妨げる影響があります。

人の白内障は黄色い色を持っています。白内障では眼の光透過性は短波長側で大きく変わります。白内障手術で睡眠障害がある人はそれも良くなる傾向があるようです。

眼の観点でいえば老人の不眠は水晶体のためかもしれない。

子供への対応は重要です。特に最近の小児科医は「タブレットに子守をさせないで」と言っていますが、この提言では色光としての観点が欠けています。

眼科では、睡眠サイエンス、LED工学、シフトワーカー対応、時間生物学的な対応を今後は必要とします。

集英社から、坪田先生の新書の本が出ているそうです。

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