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2014年1月22日

5117 乱視による弱視、弱視が回復したら乱視も回復する?:という質問とお答えです。

乱視による弱視、弱視が回復したら乱視も回復する?:という質問とお答えです。
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本文

保健同人社の雑誌「笑顔」で弱視眼鏡の必要性に関する質疑応答記事を載せていただきました。

本文のテキストは後日タイプして記事にいたします。まずは記録として掲示しますが、内容にご興味のある方は拡大して読んでいただく事も出来ます。
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お答え:
 左右の眼に遠視・乱視・近視などがあり、その度数の差がありますと使い易いほうの眼だけを使うようになります。そして使わない方の眼はメガネをかけても視力が十分には出ないという状態、つまり弱視が発生します。この弱視の発生は人間では6歳くらいまでに決定され、治療をしないと確定してしまうとされています。弱視に対しては各々の眼に適正なメガネを作って常に使用していただきます。訓練上で必要があれば視力の良い方の眼に目隠しをさせて、いやでも弱い方の眼を使わせるようにします。そうしますと半年から1年くらいで弱い方の眼の視力が徐々に上がってきて見えるようになってきます。また上手に治療すれば両眼の視差を利用して距離感をつかむ立体視や両眼視の力も身についてきます。その後も最適なメガネを使い続けていただき良好な視力を維持するようにします。

 乱視や遠視がなくなるわけではありませんので、将来メガネをコンタクトレンズに換えることや、レーシックなどの方法で乱視や遠視をなくすことができる可能性はありますが、基本的にはメガネはずっと掛け続けることが必要です。
なお、弱視の治療が有効なのは9歳くらいまでで、それ以後ではその効果は急激に弱まるとされておりますので、この患者さんの場合に治療のために残された時間はわずかです。また弱視眼鏡への公費補助制度も9歳までですが、この点は主治医にお聞き下さい。というわけで、眼鏡使用の開始はお急ぎになられるのが良いでしょう。

清澤眼科医院院長、東京医科歯科大学眼科臨床教授
眼科、神経眼科
ウォーキング、犬を連れて30分程度の散歩

136-0075 江東区新砂3-3-51

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