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2014年1月5日

5074 大空のサムライ:坂井三郎著を読んでいます

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永遠のゼロの映画も見に行きたいところではあり(文庫本は昨年既読です⇒その記事へ)、風立ちぬ(零戦設計者堀越次郎のの物語⇒この記事へ)も映画で拝見しました。
 今回は大空のサムライ:を文庫本で読んでいます。

 やがて、消耗戦になり、毎日のように一機また一機と撃墜されてゆけば、製造の追い付かない日本の航空戦力はおのずと消耗してゆき、また搭乗員も未熟なものに変わって行ったくわけですけれども、上空で常に敵の機影を探す細心の注意を絶やすことなく払い、生き延びた坂井三郎の手記はどこか現代に通じるものがありそうです。操縦士やエンジンをゴムや鋼板で守るという思想なく制作されたゼロ戦に載って戦った搭乗員の言葉には耳に残るものがあります。現代にも通ずるものがあるからでしょう。彼らの心情は至極健全であり、真摯であったという印象を受けました。

 この図書が出版されたのは昭和28年、私の生まれた年です。私の世代を教えた教師や友人の父親建には戦争を経験した人々が多数いました。

 国内の機嫌を取りたくなると、外交でやたら強気なことを近隣諸国に対していうというのが政治の常だとはいうのですけれど、やはり戦争は選んではいけない選択肢なのだと思います。その点、米国べったりの現政権に余計な波風を立てるなと要求する米国は悪者ですが大人です。
 ついでに最近感ずるところを付記しますと、タイとバングラデッシュでは反政府デモが盛んで、政権維持も怪しいと言う様な報道です。また、トルコでも政府が危なくてトルコリラが大暴落とのこと。世界の秩序が乱れる前兆でなければよいのですが。
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大空のサムライ(おおぞらのサムライ)は、坂井三郎の自叙伝的な戦記。

本書の原書にあたるものは1953年(昭和28年)に出版協同社より刊行された『坂井三郎空戦記録』(英題『SAMURAI』)であり、本書はこれに加筆修正を行い1972年(昭和47年)7月12日に光人社より初版が刊行された書籍である。

坂井三郎は第二次世界大戦中に日本海軍の基地航空隊の戦闘機パイロットであった。九六式艦戦、零戦を駆り、出撃200余回・撃墜64機を記録した。

戦争や死を美化すること無く、生に喜びを見出し自らの力で生き抜いて見せた戦闘機搭乗員の物語。アメリカ、イギリス、フランス等でもベストセラーになり、全世界での売上は100万部を突破した。ヨーロッパでは最も有名な日本人作家による文学作品の一つである。

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