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2014年1月4日

5072 片目が見えないけど運転免許の更新に行ってみた件:という記事です

5072 片目が見えないけど運転免許の更新に行ってみた件:という記事です
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 普通運転免許の書き換え要件は「「視力が両眼で0.7以上、かつ、一眼でそれぞれ0.3以上であること又は一眼の視力が0.3に満たない者若しくは一眼が見えない者については、他眼の視野が左右150度以上で、視力が0.7以上であること」と言うところがポイントです。」タクシーの運転手が出来る2種免許ではこの基準はちがいますのでご注意ください。

ーーー元の記事の引用ーーーーー
片目が見えないけど運転免許の更新に行ってみた件: 2013/12/20 18:45

さて、検査結果が出る入院日まで、残すところ5日となったところで、休職手続きとは別に、どうしても済ませておきたいことがありました。それは、自動車運転免許証の更新。このままだと、入院期間中に失効してしまうからです。

気になるのは、視力検査。複視(ものが二重に見えること)の元凶である右眼は、視力が低下しているというより、全てが滲んで見えるため、文字なんぞはそもそも認識できません。Cの穴(ランドルト環)の開いている方向なんて、まして分からないのです。

気合い入れても「特大なC」が答えられない

しかし、私は楽観していました。もともと左右とも0.3程度の視力ですが、これまで過去3回の更新時検査では、0.6以上の視力を叩き出してきたのです。その瞬間だけ視力をあげられる理由は、もうそれは「気合い!」としか答えようがありません。

楽観的性格に妙な成功体験が拍車をかけて、いつもどおりの上げ調子で視力検査に臨みました。左眼は順調に進み、0.4~0.6くらいの手ごたえ。しかし右眼が始まると、検査員が矢継ぎ早に尋ねるCの穴の向きが、さっぱり分かりません。

「う~ん、右、、いや下!」「わかりません!」
「これはね、下、、、いや上!」

頓珍漢な回答を繰り返して粘るうちに、検査官から「これは考える問題ではありません! 見えるか、見えないかです!!」とお灸をすえられてしまいました。

そしていよいよ、一番上の特大なC。これを問われたのは、生まれて初めてです。高校時代、眼科医の検査で「視力3.0はある」と言われた私には、感慨深いものがありました。しかし、それすら目を凝らしても、どんなに気合を入れても分からないのです。

「………わ、分かりません」。諦めて素直に答えると、検査員は「そもそも基準を満たしていないので出直されてください」と、私を視力検査室の外へ追いやりました。

呆然とした私は、更新料の返金の手続きを済ませ、病気の事情も説明することもなく、運転免許試験場を後にしたのでした。

実は片目でも免許は取得できるのだった!

翌日、会社の同僚にこのことを話すと、驚くようなアドバイスをもらいました。「確か、片目だけで視力が0.7以上あればいけるとか、なんかで聞いたことあるで」というのです。早速、警視庁のウェブサイトを見ると、こうありました。

「視力が両眼で0.7以上、かつ、一眼でそれぞれ0.3以上であること又は一眼の視力が0.3に満たない者若しくは一眼が見えない者については、他眼の視野が左右150度以上で、視力が0.7以上であること」

要するに、メガネをかけてもいいから片目で0.7以上あって、視野が150度あればいいのです! ああ、なんて俺はアホなんだ――。きちんと調べて行けば、正直に検査官に伝えれば、一日を無駄にしなくても済んだのに。

改めて「無知は罪だ」と思いました。滲出性(しんしゅつせい)中耳炎から、がんを疑えなかった時にもそう感じたのですが、もしも基本的な知識があれば、少なくとも調べてみようという発想があれば、もっと早くに手が打てたのにと。

用意周到に、もっと機転を利かして行動しなければ…。無駄にできる時間はありません。入院まで、その日を入れてあと4日に迫っていました。

語りかけてきた免許証の見慣れぬ顔

翌々日、午前休をとって再び運転免許試験場に行きました。あらかじめ窓口で事情を伝えたところ、眼鏡等の条件がついたものの、11時過ぎにはあっさり念願の免許証が交付されました。

検査の内容も、健康な左目の視野の検査が加わったぐらいで、あとはいつもどおりの検査手順。特に別の講習等が加わるわけでもありません。

しかし写真を見ると、視神経ががんに侵された右眼は、いつのまにか寄り目になっていました。見慣れない顔の写真が載った運転免許証は、これからは病気と生きていかなければならないんだよと、静かに自分に語りかけているようでした。(DJ SAEKING)

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