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2013年12月26日

5045:コンタクトレンズから眼薬放出:と言う記事です

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コンタクトレンズから眼薬放出:と言う記事が話題を集めています。数十年前には楕円形で円盤状の製剤を結膜嚢に入れておき、点眼薬を徐放させるという製剤があったと思いますが、これは普及しませんでした。

これがコンタクトレンズならば、いやでも使うだろうという新たなドラッグデリバリーシステムのアイデアなのでしょうけれども、コンタクトレンズはシリコンハイドロゲルなどの素材開発でぎりぎりの酸素透過率を競っており、薬剤を含ませながら今以上の酸素透過性を得るのは簡単ではないと思います。増して、それが均一濃度での徐放性を求めるともなれば?

 一部のコンタクトレンズ製品では一月間入れっぱなしにするという使用法の認可を受けている製品もすでにありますが、日本では充血の原因になったりするためか、今のところ普及してはいません。

 さてさて、このアイデアが今後の臨床応用までたどり着けるかどうか?、私は、容易ではないと思います。

ーー記事の引用ーーー
コンタクトレンズから眼薬放出 20131225

緑内障治療薬を長期にわたって放出するコンタクトレンズが実現に近づいている。米マサチューセッツ眼科耳科病院のJoseph Ciolino氏らが動物を用いて行った研究で示した。

今回の研究では、コンタクトレンズから緑内障薬のラタノプロストが1カ月間持続的に放出されたことが動物実験で確認された。Ciolino氏らは、いつかこのようなレンズが点眼薬に置き換わることが期待されるとしている。

これらのレンズは細胞培養および動物実験では安全とみられているが、動物でこれほど長期間、薬物を放出することが確認されたのは今回が初めて。Ciolino氏らが開発したレンズは、数週間から数カ月にわたり、一定の速度で大量の薬剤を放出できるという。

緑内障は、不可逆的失明の主要な原因だ。Ciolino氏は、「一般に、点眼薬は効率の悪い薬物送達法で、患者の点眼順守度が低いことが知られている。このコンタクトレンズは、緑内障以外の目の病気にも、眼薬放出のプラットホームとして使用できる可能性がある」と述べている。研究論文は「Biomaterials」オンライン版に掲載された(印刷版は2014年1月号に掲載予定)。(HealthDay News 12月9日)

http://consumer.healthday.com/eye-care-information-13/eye-and-vision-problem-news-295/progress-made-on-contact-lens-delivery-of-eye-drops-in-animals-682896.html
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