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2013年12月23日

5033 変革迫られるフランスのフォアグラ産業:の記事です

変革迫られるフランスのフォアグラ産業:の記事です
AFPBB News 2013年12月23日13時54分

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カリフォルニアではすでに昨年フォアグラの生産と販売が禁止されたと記憶しますが(2012年07月3467 米カリフォルニア州でフォアグラの生産・販売が禁止されました。)、本日のAFPBBには変革迫られるフランスのフォアグラ産業という記事が出ています。

その要点は:フランスのフォアグラ生産者の間で、行き過ぎを認め、生産方法を変えていこうとする動きが出ている。フォアグラは、カモの喉にチューブを入れ、飼料を胃に直接に流し込む強制肥育によって肥大させた脂肪肝。強制肥育された鳥が死ぬ確率は、通常の鳥の20倍。
 
imagesCANUL0FYフォアグラ生産者委員会に紹介されたのは、職人技の生産農家。しかし職人技の手作業にこだわるフォアグラ農場は少数派。圧倒的多数は大量生産農場で、数千のカモが強制肥育され狭いケージに詰め込まれている。

「根本の問いは、そもそも人間の食用にするために動物を飼育すべきなのかということだ」という声もある。

清澤のコメント:確かにフォアグラを生産する状況を見ると少しやりすぎではあろう。しかしフォアグラは美味しいものであるし、フランスの食文化に根差したものである。少しの摂取ならそれほど不健康な食品でもなかろう。しかしフランスの生産者には存亡の危機ではあろう。その今後はいかがなものか?

ーーー記事の引用ーーーーー
米カリフォルニア(California)州ハーモーサビーチ(Hermosa Beach)のレストラン「Hot’s Kitchen」のイベントで提供されたフォアグラ料理(2012年6月29日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

米カリフォルニア(California)州ハーモーサビーチ(Hermosa Beach)のレストラン「Hot’s Kitchen」のイベントで提供されたフォアグラ料理(2012年6月29日撮影)。(c)AFP=

時事/AFPBB News 【AFP=時事】動物愛護団体などから長い間、ガチョウやカモの飼育方法が残酷だと批判を受けてきたフランスのフォアグラ生産者の間で、行き過ぎを認め、生産方法を変えていこうとする動きが出ている。

 フォアグラは、ガチョウやカモの喉にプラスチックのチューブを入れ、飼料を胃に直接に流し込む強制肥育(ガバージュ)によって肥大させた脂肪肝。フランスではクリスマスや祝宴の際の定番食材だ。

 仏フォアグラ生産者委員会(CIFOG)のマリー・ピエール・ペー(Marie Pierre Pe)氏は「80年代、フォアグラの30~35%は東欧諸国から輸入されていた。私たち(フランスの生産者)は競争力を高めなければならず、やり過ぎたかもしれない」と話す。

 フォアグラ愛好家たちは、野生の鳥も長距離移動する渡りの際には餌を大量に食べるものだと主張し強制肥育を弁護してきたが、残酷だとする批判は根強い。1998年の欧州連合(EU)の報告によると、強制肥育された鳥が死ぬ確率は、通常の方法で飼育された鳥の20倍に上るという。また動くことも翼を広げることもできないくらい狭いケージに、ガチョウやカモを押し込めていることについての批判も大きい。

 現在では、こうした飼育環境を改善するための対策が取られ始めている。フランスの農業・農産加工業・林業省はフォアグラ生産者に対し、3羽が少なくとも動き回ったり翼を広げたりできる大きさのケージを16年までに採用するよう求めている。

■「職人農家」と大量生産農場の違い

 フォアグラ生産者委員会ではまた透明性向上の取り組みの一環として、農場での飼育方法の公開を始めた。

 その一つとして最近紹介されたのが、南西部ミディ・ピレネー(Midi-Pyrenees)地方ジェール(Gers)県で年9000羽近いカモを飼育するペレス兄弟の農場だ。機械化した通常の大量生産農場とはまったく違う、職人技の生産農家と目されている。

 この農場では、カモは柵で囲われた一定のスペースの中で自由に動き回ることができる。給餌に機械は使わず、人が膝の上にカモを乗せ、じょうごを使って1羽ずつ餌を喉に流し込む。給餌期間は通常15日間。餌のトウモロコシは250グラムから始め、最後に倍になるよう少しずつ増やしていく。こうした職人技の手作業にこだわるフォアグラ農場はフランスで1500ほどあるが、少数派だ。

 一方、圧倒的多数を占めるのは約5000か所ある大量生産農場で、批判も主に後者に向けられている。食品グループ、ユーラリス(Euralis)が運営する農場は、ペレス兄弟の農場とは別世界だ。数千のカモが強制肥育され、3羽ひとまとめで狭いケージに詰め込まれている。ケージは給餌作業がしやすいよう人間の身長に合わせて設置され、床にはアヒルの糞尿や脂肪の黄色い川が流れているありさまだ。あるケージでは鳥たちが傷つき血を流し、別のケージでは1羽が死んで横たわっていた。

 フランス国立農学研究所(Institut National de la Recherche Agronomique、INRA)の研究者、グザビエ・フェルナンデス(Xavier Fernandez)氏は、こうした光景は衝撃的かもしれないが畜産業において強制肥育だけではないと述べ「根本の問いは、そもそも人間の食用にするために動物を飼育すべきなのかということだ」と話した。
【翻訳編集】AFPBB News

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