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2013年12月11日

4986 今期も赤字!アマゾンの驚くべき経営手法が分かるたった1枚のグラフ

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本を買うとなると、ついついアマゾンに翌日の宅配を依頼してしまうのですが、「日本で税金を払っていないアマゾンよりも、日本の税金を払っている楽天を大事にしたい。しかし楽天は出店者を食い物にしていて、新規の出店をいつも探し続けなければならない状況にある。」と言う或る友人の言っていた意味が良く解る記事が出ていました。

つまりアマゾンは毎年の利益をすべて新規の投資に振り向けて、一切の利益が出ないようにしているというのです。毎年新設する設備を全額減価償却出来る訳でもないですから、すべてをリースで賄い、かつ利益を消すことが出来る費目で収益を消しているというのでしょうか?

更にこの経営者ジェフ・ベゾスは、「自由で創造的な社内文化」という企業ブランディングや「社員の福利厚生」などには背を向け、強いリーダーシップを発揮しつつ、「アマゾンの顧客と株主の利益」を目指しているというのです。ついでに言えば社員の賞与が無配当で高価なアマゾンの株であれば、それにも会社の配当としての出費はかからない事になります。

記事の出典を示し(⇒元ページ by:The New Classic編集部)記事の概要をご紹介します。
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今期も赤字!アマゾンの驚くべき経営手法が分かるたった1枚のグラフ

ここに驚くべき、1枚のグラフがある。ここには、ジェフ・ベゾスの驚くべきヴィジョナリー性と、Amazonという企業の真のスゴさが詰まっている。それは、彼らの売上げ高と純損益を記した1枚のグラフだ。

この意味はシンプルだ。彼らは2009年以降、驚くべき急成長を遂げてきたにもかかわらず、その純損益はほとんど変化すること無く、収益を投資にまわしているのだ。このグラフは、彼らが毎年のように赤字を発表しているにもかかわらず、そのことに投資家が拍手喝采を送っているという奇妙な(しかし、全く持って正当な)理由を示している。

これは従来の常識では考えられないことだ。アマゾンの第3四半期決算は、純損益は4100万ドルの損失となり前年同期を下回ったものの、相変わらずの赤字を計上した。一方で、売上高は171億ドルに達して、前年同期の138億ドルから増加した上に、アナリスト予想平均の168億ドルを大きく上回った。市場からの評価も高く、常に安定した期待を集めている。

同社は、ネットの本屋さんを脱して、ネットのウォルマートとなり、そして、IBMを倒した後は、Paypalとも戦おうとしている。しかし、彼らが書籍ばかりではなく、クラウドや決済にまで事業領域を拡大しているという事実のみに注目すると、ジェフ・ベゾスという男の本当のスゴさを見誤ることになるだろう。

アマゾン、というよりもベゾスは本当に厳しい男として名を馳せている。彼はシリコンバレーで流行の手厚い福祉厚生に手を出さない。彼らは、Googleの20%ルールや、facebookにおけるハッカソンなどに代表される、「自由で創造的な社内文化」という企業ブランディングとは無縁だ。

ベゾスのキャラクターはスティーブ・ジョブズの死後までそれほど注目されることは無かったが、独裁制(あるいは、リーダーシップ)に関してはジョブズに通ずるものがあり、そのことがプラスに働いていない局面も少なくない。そして、彼の会社がやっていることは、一見すると華やかなコンシューマー向け製品の開発や、世界一の検索エンジン、そしてSNSといったものに比べて、地味な印象さえ受けるかもしれない。

にもかかわらず、彼は現在、最も野心的な起業家の一人だと見なされている。彼が、Googleやfacebookのような夢の空間を提供する意志がないことで、多くのエンジニアがそれらの会社の福利厚生や高額な報酬につられたと噂されている。しかし、ベゾスは常にたった1つのことを約束するだけだった。それは、「アマゾンの顧客と株主の利益」だ。それも、長期的な。

市場の信頼

このグラフは、そのことを思い出させるには十分だろう。アマゾンが赤字を計上することは、もはや市場にとっては織り込み済みである。なんといってもベゾスは、創業当時から、普通の精神を持った人間ならば真っ青になって逃げ出すような赤字をボロボロと垂れ流しながらも、平然と上場までこぎ着けたパワープレーヤーなのだから。

彼は、社内の創造性を高めてイノベーションを起こそうとはしない。むしろ彼は従業員を徹底的に使い倒すことで、彼の頭の中にある世界を実現するタイプの経営者だ。(そして、そのことに批判も多い。アマゾンの倉庫や流通における労働環境はしばしば問題になる)彼のストイックな経営スタイル、そして、徹底的に価格やサービスそのもので勝負をする姿勢こそが、盤石な帝国をつくり出している。

そして、市場は彼のスタイルを明らかに信頼しているのだ。
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