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2013年12月8日

4977 かぐや姫の物語」を見てきました。


 「かぐや姫の物語」を見てきました。月からお迎えに来た人々の恰好を見ると月の世界って菩薩の浄土なのですかね?それなりにいいアニメでした。

「かぐや姫の物語7つの見どころ」で「たまごまご」さんは、「キャッチコピーの「姫の犯した罪と罰」をなんとなーく頭に入れて、見に行ってください」と言っています。「個人的には、一人で観に行くのをオススメしたいです。終わった後に語りたいのもやまやまなんだけど、一旦心を整理したくなるし、反芻したくなるんですよ。ちょっと待って、一人で考えさせて、ってなる映画です。こりゃ8年(=アニメ制作に要した期間)もかかるわ。」と言っています


;全くその通り、水車の歌の「虫鳥獣花木花」の続きの部分の、「あなたが私をまだ待っていてくれるならば、私は今そこに戻ろう」と言う部分(月の住人が詠った唄「待つとし聞かば 今帰り来む」あなたが待っていると聞いたならば、すぐに帰ってきましょう。は、「し」は強意の副助詞で訳には入れない(用例:唐衣きつつなれにしつましあれば)?と、昔学んだ古文の文法を調べて読解したくなるような文章です)。があって、それが「姫の犯した罪と罰」の答えなのだということのようなのですが、私にはまだ今一つ完全には解読できません。ノベライズ本が出たら買ってみたいです。

 高畑勲監督のスタジオジブリ最新作「かぐや姫の物語」では、2012年6月に亡くなられた地井武男さんに代わり、三宅裕司さんが「翁」の声の一部を吹き込んでいたのだそうです。ネットでは「全然分からなかった」「“特別出演”ってそういうことだったのか」と、作品を鑑賞したファンから驚きの声が上がっています。確かに、誰がどの声を担当したのかはクレジット部分には示されてはいませんでした。

清澤の脚注:なんと、オリジナルじゃないんだ

   たち別れ いなばの山の 峰に生ふる
     まつとし聞かば 今帰り来む

        中納言行平(16番) 『古今集』離別・365
 
■□■ 現代語訳 ■□■
  お別れして、因幡の国へ行く私ですが、因幡の稲羽山の峰に生えている松の木のように、私の帰りを待つと聞いたなら、すぐに戻ってまいりましょう。
 
■□■ ことば ■□■
 【たち別れ】
 「たち」は接頭語。行平は855年に因幡(いなば)国(現在の鳥取県)の守となりました。その赴任のための別れを表しています。
 【いなばの山】
 因幡の国庁近くにある稲羽山のこと。「往なば(行ってしまったならの意味)」と掛詞になっています。
 【生(お)ふる】
 動詞「生ふ」の連体形。生える、という意味です。
 【まつとし聞かば】
 「まつ」は「松」と「待つ」の掛詞。「し」は強調の副助詞、「聞かば」は仮定を表します。全体では「待っていると聞いたならば」の意味となります。
 【今帰り来む】
 「今」は「すぐに」を意味しており、「む」は意志の助動詞。「すぐに帰ってくるよ」という意味です。
  
■□■ 作者 ■□■
  在原行平(ありわらのゆきひら。818~893)
 平城(へいぜい)天皇の皇子・阿保(あぼ)親王の子で、業平の異母兄にあたります。文徳天皇の御代の850年ごろ、過失をおかして一時期須磨に流されたことがありました。

■□■ 鑑賞 ■□■
  855年の春、行平が因幡守に任ぜられ、赴任地へ向かうときに、送別の宴で詠んだ挨拶の歌です。お別れですが、因幡国・稲羽の山に生える松のように「待っているよ」と言われたならば、すぐにでも帰ってきましょうぞ。都から遠く離れた地方都市へ赴任する自分の身を思い、都への断ちがたい思慕を詠んだせつない歌です。別れの名句といえるでしょ
 う。:と言うことだそうです。

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