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2013年11月17日

4908 映画 「人類資金」を見てきました。

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人類資金

私は、戦後のどさくさを表現した白昼の死角(高木彬光)や日輪の遺産(浅田次郎)のような映画が大好きです。この時代では人々の生活は貧しく、また全国民が終戦まで信じさせられていた国という理念が破壊されてまだ迷ってはいますが、各々の登場人物は非常に生き生きとしています。

文庫本で1,2巻まで読み終えたところで、3,4巻は残して、上映が終わらぬうちにと思いつつ人類資金の映画版を新宿の映画館へ行って見てきました。

M資金は田中角栄が総理大臣に就任した少し前の時代に、全日空の大庭哲夫社長が引っかかって退任を迫られたりと言うように、戦後の裏社会事件史には繰り返し出てくる存在です。その初めは、1945年の終戦直前辺りに軍部が本土決戦の軍資金として日本銀行から盗み出した金塊であり、笹倉大尉がひきいる一隊がそれを奪いとったと言うところから始まります。

 そのM資金の存在はおそらくは虚構なのでしょうけれど、現在の東京海洋大学(最近まで東京商船大学と呼ばれていた大学)キャンパスがあるあたり周辺の水中に沈められていて、終戦直後に米軍によって引き上げられたという話もありました。

 物語では、このM資金が、笹倉大尉の息子、暢彦(のぶひこ)(仲代達矢)が運用してきたが、理想を見失い、マネー・ゲームに走るばかりの状態であった。大尉の孫の暢人(香取慎吾)は、その10兆円を人類の幸福ために使うために奪おうと計画します。M資金詐欺を繰り返す詐欺師の真舟(佐藤浩市)はその計画に拾われます。幼いころに暢人に救われた孤児で卓抜な戦闘技術を身につけた、“カペラ共和国”出身のセキ(森山未來)は真舟を助けます。この小国とはどこなのか?ビルマやラオス、バングラデッシュ辺りを想像すればよいのでしょうか?。撮影はタイだそうです。地球の7割をしめる貧しい人々は電話なぞ使ったこともないのだそうです。

 佐藤浩一はじめ俳優の演技は十分に良いし、東京の地下にあるという設定の戦時中に掘られたの地下道と言う話も面白いですけれど、やはりどこか荒唐無稽で現実とは十分にはマッチしてはいませんでした。 2時間20分。

M資金とは;Wikipediaから抜粋
第二次世界大戦終戦時の混乱期に、大量の貴金属やダイヤモンドなどの宝石類を含む軍需物資が、保管されていた日銀地下金庫から勝手に流用されていた隠退蔵物資事件や、件の日銀地下金庫にGHQのマーカット少佐指揮の部隊が調査・押収に訪れた際に、彼らによる隠匿があったとされた事件などが発生した。

GHQの管理下に置かれた押収資産は、戦後復興・賠償にほぼ費やされたとされるが、資金の流れには不透明な部分があり、これが“M資金”に関する噂の出典となった。

こうした噂が真実味を持って信じられた背景には、降伏直前に旧軍が東京湾の越中島海底に隠匿していた、大量の貴金属地金(内訳は金1,200本・プラチナ300本・銀5000トン)が1946年4月6日に米軍によって発見された事件や、終戦直後に各種の軍需物資が隠匿され、闇市を通じて流出していた時期の記憶が、多くの日本人の間で鮮明であったことが挙げられる。

また、戦後のGHQ統治下で構築された、いくつかの秘密資金が組み合わされたものが現在の“M資金”の実態であると主張する意見もある。
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