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2013年11月4日

1866 アルツハイマー型認知症の国際研究「DIANダイアン」に日本も参加

無題
アルツハイマー研究、根治薬・仕組み解明へ期待:という記事が出ていました。

優性遺伝型のアルツハイマー病(家族性AD)は、40~50歳代にADを発症する若年性ADで、3つの遺伝子変異(APP、PSEN1、PSEN2)のいずれかが原因でAβが蓄積しADを発症することが分かっています。患者数はAD全体のわずか1%だが、常染色体優性遺伝を示し、患者の子どもは50%の確率でキャリアとなり、親の発症年齢とほぼ同年齢で発症します。(出典

DIANは優性遺伝性アルツハイマー病を引き起こすことが知られている変異遺伝子を持つ親の生物学的な大人の18歳以上の子供である参加者を探しています。 そのような個人は、遺伝子自体を持っているかもしれませんし、或いは疾病を持っていない可能性もありますということで、まずは日本人でこのような遺伝子を持つ可能性のある人を探すことから始めることになるのでしょう。

さかのぼってダイアンの現物のホームページ(⇒リンク)を見ると、対象とするのは優性遺伝型のアルツハイマー病だけで、その遺伝子を持つ人の多くは40-50歳で実際にアルツハイマー病を発症すると言っています。
「優性遺伝病ネットワーク(DIAN)のウェブサイトへようこそ」に始まり、 DIANは遺伝子変異によって引き起こされるアルツハイマー病のまれな病態を理解することを目的とする一流の科学者の国際的な研究パートナーシップです。 この特殊なアルツハイマー病のことを理解することは、他の分類の認知症と認知症治療への手がかりを提供することになります、と言っています。

DIANは米国の国立老化研究所から複数年間の研究助成金を受けて、現在、米国、英国、ドイツ、オーストラリアの13の傑出した医学研究機関を糾合しています。(清澤注:まだ日本チームの参加は公表されてはいません。)

ーーー以下が記事の引用ですーーー
 厚生労働省の研究班(代表・森啓ひろし大阪市大教授)は、今月から、アルツハイマー型認知症の予防や根本治療薬の開発につながる調査研究に乗り出す。

 アルツハイマー型認知症をほぼ確実に発症する家族性アルツハイマー病の患者や家族の実態調査を実施。この病気の遺伝子を持つ人を対象にした国際研究「DIANダイアン」に参加することで、アルツハイマー型認知症全体の発症メカニズムの解明や創薬が期待される。

 全国の認知症高齢者は、推計で約462万人。主な認知症には数種類あるが、記憶障害が主症状のアルツハイマー型が最も多く、全体の約7割を占める。海外の研究によれば、家族性アルツハイマー病の遺伝子を持つ人のほぼ全員が発症し、発症の時期も40歳代、50歳代などが多い。世界では、遺伝子を持つ家系は約520見つかっているが、日本での実態は不明だ。

(2013年11月4日11時14分 読売新聞)
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