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2013年11月3日

4859 アルツハイマー病の診断に使うPET用βアミロイド造影剤、FDA承認

nbt0712-575-I1イギリスのGEヘルスケアが開発したβアミロイド造影剤を米国FDAが承認したというニュースが出ています。半減期が約2時間程度のフッ素18で標識された化合物ですから、現在脳の糖代謝を測定するのに使用されているフッ素18標識のFDGと同様にサイクロトロンを持つ製造工場で合成されて、PETを持つ医療施設に迅速に配達されて、数時間以内に検査に使われるという流通様態が想定されます。但し、米国の医療保険がその使用を承認するかどうかは今後の問題と言う別の記事もあります。
このフルメタモールのほかにも、米国イーライリリー社が類似の薬剤を開発しているそうです。(上の画像は別の記事に出ていたF18フルメタモールでの脳PET画像です。左が正常脳、右はアルツハイマー病患者の脳です。アルツハイマー病ではβアミロイドの集積が明らかです。)

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βアミロイド造影剤、FDA承認
GEヘルスケアが開発

2013年10月31日 化学工業日報 カテゴリ: 神経内科疾患・一般外科疾患・検査に関わる問題

 英GEヘルスケアはこのほど、陽電子放射断層撮影(PET)検査に用いる新規放射性医薬品「ビザミル」が米食品医薬品局(FDA)から承認を取得したと発表した。アルツハイマー病(AD)の発症にかかわるとされる「βアミロイド」たん白質を描出するための造影剤。カラー画像で読影できるβアミロイド造影剤のFDA承認は初めてとなる。2014年の発売を計画している。

 同剤は18Fフルテメタモール注射剤。ADや他の認知障害が疑われる成人患者に投与し、脳内で見られるβアミロイドの沈着を画像化する。既存品とは異なりモノクロではなくカラー画像での読影できるのが特徴。半減期も既存品より長い。
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