お問い合わせ

03-5677-3930初診受付

ブログ

2013年10月22日

4825 脱「米国中心主義」のすすめ:だそうです。

米国のデフォルトは一旦は回避されました。
そこで問題は、次はどう来るかと言うことです。コラム:”脱「米国中心主義」のすすめ”(2013年 10月 19日) は一定の回答を与えているように思われます。その要点を纏めてみましょう。

ーーー要旨ーーー
10月16日、米国のデフォルト(債務不履行)は回避された。しかし、それは、米国中心の世界と決別し、新しく漠然としてはいるが、はっきりと「米国離れ」したグローバルシステムに進む。これに対する中国新華社とロシアのプーチンのメッセージは同じ。「米国は世界の基軸通貨と圧倒的な軍事力を持つ強い国だが、世界のリーダーや世界の警察ではない。」

多くの米国民は依然として、自分たちの国が世界唯一の超大国であるという時代遅れな話が好きだ。しかし、2008年金融危機は、米国が金融システムや資本主義の運営に優れているという誤った考えを世界に捨てさせた。「新興」世界の方が2008年の危機から良い状況で脱しており、それは米国にとっては「不都合な真実」だ。

米国が自国経済を支えるために超低金利や量的金融緩和政策を採用すると、発展途上国からは非難の声が上がった。世界は米国の政治家たちが、自国の名声と世界の金融システム両方に与える打撃を忘れ、愚かさと尊大さの中でこう着状態に陥る姿を再びみた。

「米国離れ」は、米国にとって雇用創出や経済成長などの国内問題に集中できるから大メリット。各国が米国にリーダーシップを期待しなくなれば、世界は分岐点を迎える。

中国や中南米、インドやサハラ以南のアフリカなど複数の重心がある世界は、今より安定的な場所となる。米国の強さが失われるため、真の国際秩序の構築が始まるの。[16日 ロイター]
ーー要旨終了ーーー
清澤のコメント:
米国が覇権を失い、ドルが唯一の世界共通通貨ではなくなる時、世界は数字だけが踊る経済を捨てる事になるのでしょうか?経済活動は大幅に縮小して、コモディティーなど何らかの”物の価値”に裏打ちされた通貨だけが流通する様な状態に再び立ち戻るのでしょうか?その基準は金になるなのか、米などの食料になるのか?

数年前の船井総研の講演会では、更に立ち返って「物々交換の世界」になってしまうのか?船井幸雄氏(⇒2010年のコラム)はそのような予測を述べておいででした。

 世の中は比較的小さな変動とその揺り戻しを繰り返しながら、やがて一つの大きな方向に向かって動いてゆく様です。ですから人の上前を撥ねようなどと、不純な考えて行動する人は揺り戻しに食われてしまうのでしょう。投機的に生きるのではなく、しかしその先も想像しながら生きてゆく懐の深さが求められている気がします。

Categorised in: 未分類