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2013年10月17日

4810 前頭前野と大脳基底核、行動の目的のモニタリングに関与

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大脳皮質ー基底核回路は眼瞼けいれんの発生器所にも関連していて私たちの研究グループでも注目しているところですが、東京都医学総合研究所のチームでは「行動のモニタリングに前頭前野と大脳基底核をつなぐ回路が関与」しているという論文を発表したそうです。共著者には東北大学で生理学の授業を受けた丹治順先生も入っておいでのようです。
内容はやや難解ですので下記の記事を引用するのにとどめます。
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[医学研究] 前頭前野と大脳基底核、行動の目的のモニタリングに関与
厚生政策情報センター 2013年10月16日(水) 配信
自分が何をしようとしているのかを忘れない脳のしくみを発見~行動のモニタリングに前頭前野と大脳基底核をつなぐ回路が関与~(10/9)《東京都》

東京都は10月9日に、東京都医学総合研究所が「自分が何をしようとしているのかを忘れない」ための脳のしくみを発見したことを発表した。

日常生活において、「何かをするために歩き始めたけれども途中で忘れてしまった」というような度忘れを回避し、行動を正しく完了させるためには「自分が何 をしようとしているのかを忘れない」ことが重要だ。これを「モニタリング機能」と呼び、人間で大きく発達した高次脳機能(記憶、注意、意思決定、行動計画 とその遂行などの認知的な脳情報処理過程)の一角をなしている。しかし、モニタリング機能を支える神経ネットワークは不明であった。

本研究では、モニタリング機能を必要とする2つの行動課題(空間ゴール課題、物体ゴール課題)を行っているサルの神経活動を記録し、反映する活動を探し た。その結果、前頭前野と大脳基底核の双方がループ回路を通じて密接に連携することによって行動ゴールのモニタリングを達成していることが明らかとなった。

今回の発見は、「高次脳機能の神経基盤を前頭前野と大脳基底核にまたがるネットワーク上のメカニズムとして解明」ならびに、「加齢や脳損傷によって高次脳 機能の不全が誘発された際に、広い神経ネットワークを視野に入れたかたちでその病態を解明」するための重要な手がかりとなる。

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