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2013年10月1日

4773 厳しい教師が優れた成果を上げるのはなぜか

「厳しい教師が優れた成果を上げるのはなぜか」と言う記事が出ていました。ご興味のある方にはその原文を見て戴きたいのですが、此処にはその要点を再録してみましょう。
ーー要点ーーー
2013年 9月 30日 15:53 JST
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厳しい教師が優れた成果を上げるのはなぜか .By JOANNE LIPMAN

 昔、生徒が失敗すると「ばかもの」と言う先生に教わったことがある。私たちのオーケストラの指揮者で、名前はジェリー・カプチンスキー。ウクライナからの移民で気性が荒い人だった。誰かが音を外すと、オーケストラを止めては怒鳴っていた。私たちに指に血がにじむほど練習させた。手や腕の位置を修正するときには鉛筆で突っついた。

OB-ZB840_oldsch_DV_20130927172619 ジェリー・カプチンスキー氏
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 先生が数年前に亡くなると、40年間に教えた生徒や同僚が全国から古い楽器を携えてニュージャージー州にやってきた。追悼コンサートにはニューヨーク・フィルハーモニックに劣らないほどの人数が参加した。

 ミスター・Kと呼ばれていたぶっきらぼうな先生にみんながこれほどの感謝の気持ちを抱いていたことにも驚いたが、昔の生徒が成功していたことは衝撃的だった。音楽家になった生徒もいたが、ほとんどが法律や学問、医学など音楽以外の分野で活躍していた。

 米国では教育制度を反省する機運が高まっている。米国の15歳は科学で世界13位、数学では18位となり、アジアだけでなくフィンランドやエストニア、オランダにも負けている。米国の教育者の何が間違っていたのかが問われているが、私なら、ミスター・Kの何が正しかったのだろうと問うだろう。今の教育の常識からするととんでもない方法で教えているのに、間違いなく効果的だった先生から私たちは何を学べるのだろう。

 子ども時代に適度なストレスを受けることの利点や、ほめると子どもの自尊心が損なわれる理由などが研究によって明らかになっている。常識では、教師は知識を生徒の頭に叩き込むのではなく、生徒から知識を引き出さなければならない。だが、その常識は間違いだ。次の8つの原則でその理由を説明しよう。

1. 多少の痛みなら子どものためになる
2. 基礎訓練が大事
3. 失敗してもかまわない
4. やさしいより厳しいほうがいい
5. 想像力は習得できる
6. 根性は才能に勝る;根性は通常、才能と関係ないか、負の相関関係にある。
7. ほめると人は弱くなる
8. ストレスは人を強くする;子どものころに適度なストレスを受けていると立ち直る力がつく。ミスター・Kは「私たちに失敗する方法を、そして自分で再び立ち直る方法を教えてくれた」

(リップマン氏はメラニー・カプチンスキー氏との共著「Strings Attached: One Tough Teacher and the Gift of Great Expectations(条件付き:ある厳しい教師と大いなる期待という贈り物)」を10月1日にハイペリオンから出版する。)
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清澤のコメント:ちょっと英語の原典を読む気力はないので、早々に翻訳が出るのに期待することにいたしましょう。

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