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2013年9月30日

4771 先天性風疹症候群が十分診断されていない可能性:の記事です

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先天性風疹症候群が十分診断されていない可能性が報告されたそうです。先天性風疹症候群の3主徴は白内障・先天性心疾患・難聴の3徴合併ですが、先天性風疹症候群CRSの主な症状は難聴,白内障または先天性緑内障,色素性網膜症,先天性心疾患で,このうち難聴が最も高頻度かつしばしば単独で見られるそうです。その他の症状としては,小眼症,血小板減少性紫斑病,脾腫,肝機能異常や小頭症,精神運動発達遅滞などが挙げられています。

清澤のコメント:
先天性風しん症候群は妊娠12週までの妊娠初期の初感染に最も多くみられ、20週を過ぎるとほとんどなくなるそうです。三徴は、白内障、先天性心疾患、難聴ですが、眼に関する症状には先天性緑内障、色素性網膜症、小眼症が含まれていますから眼科医は乳児の検査でそれらがった場合には先天性風しん症候群の可能性も考えてみる必要がありそうです。

ーー記事の引用ーー
先天性風疹症候群が十分診断されていない可能性が厚労省「第1回風しんに関する小委員会」で報告されたそうです。

 昨年(2012年)から報告が相次いでいる妊娠中の風疹感染による胎児の先天障害(先天性風疹症候群;CRS)の具体的な症状が本日(9月30日)開催の「第1回風しんに関する小委員会」で明らかになった。

それによると,最も多く報告された症状は先天性心疾患のみで,多屋馨子氏らはCRSの他の症状が未診断あるいは未報告の可能性を指摘している。

単独症状のみで未報告のCRSは多く存在する可能性は以前から指摘されていた。

 小委員会で多屋氏らが示した資料によると,CRSの主な症状は難聴,白内障または先天性緑内障,色素性網膜症,先天性心疾患で,このうち難聴が最も高頻度かつしばしば単独で見られる。その他の症状として,小眼症,血小板減少性紫斑病,脾腫,肝機能異常や小頭症,精神運動発達遅滞など多彩な項目が挙げられている。

 小委員会での発表によると,昨年から報告されているCRS児18例の症状と症例数は次の通りで,妊娠中の感染時期の中央値は11.5週(5~17週)。

-3主徴白内障・先天性心疾患・難聴の3徴合併(1例),先天性心疾患・難聴の2徴合併(1例),白内障のみ(1例),先天性心疾患のみ(11例),難聴のみ(4例)-その他の症状(重複含む)紫斑(7例),小頭症(3例),生後24時間以内に出現した黄疸(3例),脾腫(2例),色素性網膜症(1例),精神発達遅滞(1例),X線透過性の骨病変(1例)
(9月30日「第1回風しんに関する小委員会」提示資料)

ーー厚生省資料からの引用ーーー

10  先天性風しん症候群

(1)  定義
 風しんウイルスの胎内感染によって先天異常を起こす感染症である。

(2)  臨床的特徴
 先天異常の発生は妊娠週齢と明らかに相関し、妊娠12週までの妊娠初期の初感染に最も多くみられ、20週を過ぎるとほとんどなくなる。
 三徴は、白内障、先天性心疾患、難聴であるが、その他先天性緑内障、色素性網膜症、紫斑、脾腫、小頭症、精神発達遅滞、髄膜脳炎、骨のX線透過性所見、生後24時間以内に出現する黄疸などを来しうる。

(3)  届出基準

ア  患者(確定例)
 医師は、(2)の臨床的特徴を有する者を診察した結果、症状や所見から先天性風しん症候群が疑われ、かつ、(4)の届出に必要な要件を満たすと診断した場合には、法第12条第1項の規定による届出を7日以内に行わなければならない。

イ  感染症死亡者の死体 (省略)

(4)  届出に必要な要件(省略)
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