お問い合わせ

03-5677-3930初診受付

ブログ

2013年9月16日

4727 ジャンゴ 繋がれざる者をDVDで見ました。

938-1
4727 ジャンゴ 繋がれざる者をDVDで見ました。(今日の眼の話題です)
アメリカにおける黒人差別の歴史をテーマに描く。人間を家畜以下に扱ってきた歴史は各国に存在する。しかしそういう忌むべき事実をただ語ったところで我々観客には伝わらないし、見もしない。タランティーノの過激な味付けによって大勢が目を逸らして来たものに眼を向けさせる。もちろんバイオレンスでドラマティックで楽しい映画だ。
ーーーーーーーー
1367334357舞台は南北戦争が始まる2年前の米国南部です。主人のもとで人間性を奪われ、脱走に失敗することから妻をも奪われた奴隷のジャンゴは、賞金稼ぎのシュルツと出会って自由を与えられます。彼と共に銃の腕を磨いて稼いだ金で妻を買い戻そうと決意します。黒人の賞金稼ぎと言う特異的な立場で、西部の町を渡り歩きますが、その中では白人の犯罪者を狩る黒人に対する反感から白人には野宿する馬車を襲われたりする場面もあります。このKKKまがいの白人を返り討ちにしてしまう辺りからジャンゴらの正義はますます怪しくなってゆきます。


お尋ね者を追うアメリカ横断の旅の最終目的地は、妻が売られた先のるキャンディ・ランド。そこは残忍な若き暴君カルビン・キャンディが君臨する農園でした。キャンディーは徹底的に黒人を差別しますが、それだけではなく黒人を犬に襲わせて虐殺したり、逃亡奴隷にリンチを加えたりと、激しく苛める人物です。(性格にかかわらず牛や馬を苛める農民はいません。)

ジャンゴとシュルツは格闘技を行う黒人を買う奴隷商人を装ってキャンディ・ランドに乗り込みますが、老獪な奴隷頭スティーブンに二人の正体を見破られてしまいます。

そこからは更に壮絶な銃撃戦の連続で、何が善で何が悪というお話ではなくなってしまいます。賞金稼ぎで歯科医のシュルツはあくまでも善い人としての表現のままに死んでしまいましたが、この人に対して原作者には何らかの思いがあったのでしょうか?
ーーーーーーーーーーー
清澤のコメント:西部劇とはそんなものと言ってしまえばそれまでですが、復讐と言うにもそれまでに相手にやられたことはそれほどの事ばかりではなく、復習譚とも違います。
この映画のテーマはなんだったのでしょうか。

wikipediaでは
2007年にクエンティン・タランティーノが、アメリカ合衆国ディープサウスを舞台としたマカロニ・ウェスタンのアイディアがあると語った。タランティーノは製作意図について「僕はずっと、このアメリカのヒドい過去である奴隷問題を扱った映画を製作したいと思っていたが、歴史に忠実な映画にはしたくなくて、ジャンル映画として描きたいと思っていた。特にアメリカのウエスタン作品は、極端に奴隷問題を避けて描いてきた作品が多かった。海外の国は強制的に過去に犯した残虐行為に対して、国ごとに対処しなければならなかったが、どこかアメリカはこの奴隷問題に関しては、みんなの過ちとして捉え、誰もしっかりと、この問題を見つめていないと思う」と説明した。と説明しています。

Categorised in: 未分類