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2013年9月11日

4712 眼科にいってやる目に「シュッ」と空気を当てるやつ:空気眼圧計

tonometry
眼科にいってやる目に「シュッ」と空気を当てるやつ、あれってなにをしてるんですか?
(とれまが > 知恵袋にこんな問答がのっておりました。今日の眼のニュースからです)

質問日時:2013年08月24日 12時53分
解決日時:2013年08月24日 13時11分

あの器械は空気で目を押すことで眼圧を測るためのものです。

空気が目の表面に当たると、わずかに凹んで元にもどります。
眼圧が低いと元に戻るまでに時間がかかり、眼圧が高いと早く元の形に戻ります。その速さから眼圧を割り出します。回答日時:2013年08月24日 13時04分

清澤のコメント
お見事なお答え—-でもたぶんこの答えは誤りです。—-
眼球の中の水圧:つまりそれが眼圧なのであり、緑内障ではそれが高くなることがある(高くなるではなくて、高くなることがあるに注意)と言う訳で、それを測って緑内障の評価をしているのですけれど、、、、。

非接触型眼圧計に関する特許の広報を見ますと、

【発明の名称】 非接触眼圧計
【発明者】 【氏名】内田 浩治
【住所又は居所】東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノン株式会社内
【課題】被検者に不快感を与えず、しかも正確に角膜厚の影響をなくし眼圧補正することができる非接触眼圧計を提供すること。

【解決手段】被検眼角膜頂点に被検眼に対向した対物鏡筒の光軸に位置合わせするアライメント手段と、該光軸に沿って測定光束を投影する投影手段と、該光軸に沿ってノズルを配置し、角膜頂点に向かって空気を吹きける空気吹付け手段と、前記空気吹付け手段の空気室の空気圧を検知する検知手段と、前記空気吹付け手段の空気吹付け時の角膜反射光束を受光する受光手段と、前記受光手段の角膜所定変形の前後の波形パラメータを検出する検出手段と、前記検出手段の検知パラメータを角膜厚に変換する演算手段と、前記空気検知手段の圧力データから眼圧値に換算するとともに前記演算手段の結果から眼圧値を補正する眼圧補正手段を含んで非接触眼圧計を構成する。

ーーー非接触眼圧計では、バーナード・グロールマンが開発した(USP3,585,849号)空気吹付けタイプの眼圧計が代表される。これは被検眼角膜から11mm離れたノズルから空気を吹付け、角膜の圧平を光学的に検出し、圧平までの時間をゴールドマンタイプの眼圧計で校正し、眼圧値を算出している。圧平の大きさはゴールドマンタイプの原理を利用して正確な測定値が得られるようになっている。

清澤が此処で何を言いたかったか?と言うと、この特許公報を見ますと空気での圧平までの時間パラメータを問題にしているのであって、戻りの速さを見ているのではないと読めるのですけれど、如何?
また、日本人の特許か?それはすごい!かと思いましたら、アメリカには既に先行成果があったわけですね。

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