お問い合わせ

03-5677-3930初診受付

ブログ

2013年9月10日

4707 「6歳の男の子が両眼をえぐり取られた凄惨な事件」

「6歳の男の子が両眼をえぐり取られた凄惨な事件」
(答:続報あり)

数日前から中国における「6歳の男の子が両眼をえぐり取られた凄惨な事件」が報道されており、「移植用臓器の極端な不足が臓器販売組織の暗躍許す」などと報道されておりますけれど、私はこの事件は臓器移植とは全く関係のない、精神異常者による犯行と考えます。

視線は見つめられた人に強い威圧感を与えるからでしょうか、精神科の病棟などでは患者さんが他の患者さんの眼を傷つけたと言う事件は報告が有ると思います。第一、角膜移植が出来る程度に経験のある眼科医が、人の物か?n豚などの動物の物か判然としない角膜を人に移植するとは考えられません。と言う訳で、私はこの事件が精神病患者による犯行ではないか?と推測したわけですが果たして結果はどう出るのでしょうか?

ーーー記事の要点ーーーー
北村 豊 2013年9月6日(金)

 山西省“汾西県”は、黄河の支流で、山西省を流れる最大の河川である“汾河”の西側にあり“汾西”という地名が付けられたている。8月24日、その汾西県で6歳の男の子が両眼の眼球をえぐり取られるという凄惨な事件が発生し、市民はその犯人の残忍さに憤りを禁じ得なかった。

野原で気を失って倒れていた少年

【1】事件の被害者は6歳の“郭斌(かくひん)”。10日後の9月2日に小学校へ入学するのを楽しみにしていた。郭斌は先天性の「口唇口蓋裂」で、普通の小学校への入学は危ぶまれたが、町の小学校への入学が許され、入学の日を心待ちにしていたのだった。

【2】

【3】郭斌は全身をわななかせており、その顔は全体を血に染めた上にひどく腫れ上がっていた。

【4】診察した医師がまぶたを開いてみると、そこにはあるべきはずの眼球が両眼ともに無かった。「これは人為的に眼球をえぐり取ったものに違いない」と考えたl

【5】翌日の早朝、野原の現場を捜索した警察と家族は郭斌の眼球を発見したが、角膜は見つからなかった。隣家の子供によれば、郭斌と分かれたすぐ後に、茶髪の女が郭斌を抱き抱えて去って行くのを目撃したという。

公安局は臓器売買を否定

【7】8月27日、臨汾市公安局は、「被害者が発見された際に角膜が失われていたとする報道は事実と異なり、本件は基本的に“人体器官売買(臓器取引)”の可能性を排除してよいと考える」と発表し、西県公安局は「8月24日発生の児童傷害事件」に10万元(約160万円)の懸賞金を提示し、市民からの情報提供を呼びかけた。

死後の臓器提供者は極めて少ない

 さて、山西省公安部門がわざわざ声明を出したのは角膜が見つからないことを知ったメディアが、事件が臓器取引に関連したものではないかとの疑問を一斉に報じたからにほかならない。

 中国政府“衛生部”の統計によれば、臓器の需要と供給の比率は150:1である。この需給の差は世界保健機構(WHO)の全世界の平均統計値である20~30:1に比べて遥かに大きく、同時期の米国5:1、英国3:1に比べればその差は格段に大きい。

 これを角膜に限定して言えば、2013年7月の時点で、中国には角膜の疾病により盲目予備軍の患者が約400万人おり、全国の角膜需要量は30万~50万枚に達している。ところが、移植用の角膜の入手は極めて困難なことから、中国で実施される角膜移植手術は年間で5000件足らずに過ぎず、角膜移植を必要とする多数の患者が失明を余儀なくなれている。

 中国では処刑された死刑囚の臓器を移植用に使うことが秘密裡に(半ば公然と)行われてきた。衛生部の統計によれば、2009年末までに移植された臓器の65%以上が死刑囚から摘出されたものであった。

 闇の臓器販売組織が暗躍していることは事実である。彼らはネット上に広告を出してカネの欲しい青年たちを誘い込んで腎臓を買い取っていた。

中国政府は臓器移植の国家管理を進める

 中国では2007年5月に「“人体器官移植条例(臓器移植条例)”」が施行され、臓器提供に関する8大原則(自己志願、非商業化など)が明示された。

 「国家衛生・計画出産委員会」は2013年8月8日付けで、臓器移植手術の実施を承認された医院165カ所のリストを発表して、これ以外の医院による違法な臓器移植に歯止めをかけた。

 上記のように、中国政府は臓器移植を国家として管理することで、非合法な臓器売買と違法な臓器移植を抑制しようとしている。しかし、中国は13億5000万人もの巨大な人口を抱えながらも、臓器提供を志願するドナー数は極端に少ないのが実情である。臓器移植を待ち望む多数の患者たちにとって移植用臓器は垂涎の的であり、カネに糸目を付けずに欲しいのが移植用臓器なのである。そこに闇の臓器販売組織が暗躍する余地があり、容易なことでは組織の根絶はできないだろう。
ーーーーーーー
続報です:
北京(CNN) 中国山西省汾西県で6歳の男児が両目をくりぬかれた事件で、警察は4日までに、容疑者は男児のおばにあたる女で、すでに死亡したと発表した。新華社通信が伝えた。

警察によると、男児が襲われた現場からおばのDNAが検出され、おばの衣服には男児の血液のしみが付いていた。おばは8月30日、自宅の中庭になる井戸に飛び込んで自殺した。

国営メディアが母親の話として伝えたところによると、男児は警察に、聞きなれないなまりの女に声をかけられ、野原へ連れて行かれたと話したという。

事件を巡っては当初、臓器売買絡みの犯行との説も流れたが、警察はこれを否定。10万人民元(約160万)の賞金を懸けて、容疑者とみられる女の行方を追っていた。

男児は現在も病院で治療を受けている。

Categorised in: 未分類