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2013年8月18日

4961 「緒方貞子 戦争が終わらない この世界で」NHKスペシャルを見ました

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NHKスペシャル「緒方貞子 戦争が終わらない この世界で」(2013年8月17日、NHK)

ネットも通じない山奥の一軒宿で、映る限られたテレビ番組の中から偶然見たのがこの番組。正直、感激いたしました。ーー「人類としての尊厳を提供するために」という使命から、感情的にならず、クールに。アフリカや中東の悲惨な現実を眼を背けたくなる気持ちを抑え、冷静にかつ着実に支援を行い、人々を救ってきた。(今日の眼の話題です)

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緒方貞子さんが国連難民高等弁務官を務めていたことは存じ上げておりましたが、暗殺された犬養毅の曾孫というバックグラウンドを持って生まれ、戦後すぐにアメリカに留学して、「満州事変と政策の形成過程」という論文で:政府・軍・関東軍の「無責任の体系」により日本が第二次大戦に突入していったということを看破しています。育児の中で、市川房江の依頼を受けて国連日本代表部にデビュー、そして国連高等弁務官としては常に現場に出て、まずは人命を救うということを貫いた人であるということでありました。

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PS:女優斉藤由貴さんの演技も好感の持てるものでした。
なお、この番組に関し舘崎正二氏が優れた評論をブログに出しておりました。話しの全貌が良く解ります。ご覧ください。

NHKのホームページには、次のように紹介されています。
“小さな巨人”と称えられ、その類いまれなる行動力と決断力が、今も世界の尊敬を集める、一人の日本人女性がいる。
緒方貞子さん、85歳。1991年から10年に渡って国連の難民救済機関UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)のトップを務め、“戦争が生み出した弱者”である難民を救うため、世界を駆け回った。
ある時は防弾チョッキを身につけて紛争地に自ら足を運ぶなど、徹底した現場主義を貫いた緒方さん。
難民一人一人の声に耳を傾け、一人でも多くの命を救うために、前例にとらわれない決断を次々と下していった。
人道支援の歴史を変えたとも言われる、大胆かつ勇気ある行動と決断
。 そこには、これまで明かされることのなかった、緒方さん自身の、幼少期からの戦争を巡る経験や、人生の節目節目での意外な人々との出会いも、大きく影響していた。
緒方さんが果たした難民高等弁務官としての業績と知られざる人生を、ドラマとドキュメンタリーを織り交ぜながら、壮大なスケールで描いていく。
さらに、85歳の今なお、戦争の悲劇を考え語り続ける緒方さんの熱いメッセージも、ふんだんに織り込んでいく。

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