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2013年8月17日

4660 帰省先で種物屋さんの友人を訪ねました

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松本市の高砂町と言う通りで老舗の種物屋さんを営む同級生を訪ねました。この通りはなぜかひな人形を売るお店が江戸時代から並ぶ通りです。

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このお店での今の仕事の主流はインターネットであるとのこと。ネットで注文を受け、郵送でお客に発送するのだそうです。発送先は全国ですが、しかし実際の店舗があるというのは強みであるとのこと。店先を見ますと辛味大根だけで10種類以上もありました。ネット販売では、店頭にはその種が無い季節でも注文を受けられるのが利点だとのことでした。

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販売した種の中には発芽しないというクレームもあり、その場合にはなぜ発芽しないのかを考えながら電話の話を聞くのだそうです。その点では医師と似た側面もあるとのこと。そうして聞いてみると肥料の中にまいたりと言った常識を外れたまき方をしている場合もあるのだそうです。

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そのほかで多いのは水のやりすぎ。これではもやしの様になって枯れるそうです。温度、水分、それにものによっては光も発芽には必要な要素であることもあるのだとか。温度の上下が発芽の必要要素である物もあるそうです。殊にセロリやパセリはで播種から発芽までの期間が一月あまりと長いので注意だそうです。

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発芽しないとの連絡を受けると、種物屋さんは自分でも手持ちの種で発芽実験を行い、発芽すれば、そのサンプルを実際に使えるように濾紙に包んで送ってあげることもあるそうでした。それでもクレームが播種に適した季節のうちであれば、作戦の立て直しも可能ですが、クレームを聴くのが一月から二月と遅れると、今年はその作物の播種期間は過ぎてしまったということもあるのだそうです。

a0673_1そもそも、消費者は種と言う物は毎年種苗農場で採取されているとお思いでしょうが、大手の農場では大量の種を収穫して、発芽実験を繰り返しながら数年かけて販売してゆくものなのだそうです。

4962484123469種物屋さんは、袋に入った種を販売するだけでなく、アフターケアにも特に力を入れている様です。発芽しないというクレームに相当ずる事象が月に1-2件のはずはなく、黙って不満を抱えたという例はもっと隠れているだろうとのコメントでした。
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清澤のコメント:

「種物屋さんも、眼科医も、相手の話を聞き、その不調子の原因を推測して、実験もして其処を正しく直す助言を出来れば問題は解決するはず、ということが共通」と言うお話でした。

この種物屋さんを営む友人のお友達には、松本市のメガネ屋さんで、このブログの愛読者がいると伺っています。最近は目の話から話がそれることも多くて恐縮ですが、せいぜい眼の健康に関する話題を今後も探しますので、よろしくご愛読ください。

松本市の市街地は薄川の扇状地の上にあります。ですから市内ではどこを掘っても清冽な地下水が得られるのですが、この薄川沿いの谷をあくまで東に登ってゆくと東にそびえる岩山である美ヶ原と言うところに至ります。その直前辺りに宿が一軒だけの扉温泉と言う小さな温泉地があります。今回はそこでお盆の一晩を過ごすことが出来ました。此処は古くからの松本市の一部である入り山辺す。市町村合併で、今は西は北アルプスの山頂まで松本市になっているそうです。

この宿は携帯の電波も届かぬ谷合で、昨日から一晩ネットから切り離された一日を過ごしました。

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