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2013年7月13日

4557 組織体運営はトップ一人のリーダーシップで決まる (船井幸雄ほか)を読んでいます

無題
どこかで見つけてアマゾンで買い、地下鉄の中で読んでいます。第1章を書いた船井幸雄氏はご存知の通り船井総合研究所の創立者。実際に取材して書いているのは加藤鉱氏。

第2章は・秋田県小坂町で町長を務め、鉱山の閉山で斜陽の町となった小坂町に新しい命を与えた川口博氏のお話。その手法は、従来の藤田組、その後進である同和鉱山の持っていた貴金属精錬の技術を「都市鉱山」に埋もれた金、銀、プラチナその他の貴金属として再生させるために生かし、その周辺にも産業廃棄物処理や、養豚などと産業を興していったのだそうです。鉱山から算出される鉱石に比べれば、いったん精錬されて部品に使われた金属は1000倍も高品位な素材であるというのはうなづけます。実際には送料からして携帯電話ではメジャーな資源にはなりえず、「どれだけの資源を集められるか」と言うところが勝負のようです。

第3章は新潟県で木造の住宅を作り続ける「夢ハウス」社長、赤塚幹夫氏のお話。木材の反りを抑えて大量の均一な建材を供給する集成材の欠陥を述べ、単一材を使用可能にした高温での木材乾燥法を開発した人です。外部断熱などの様な大手のハウスメーカーが唱える実績を伴わない理屈には眉に唾して聞けというのも共感できます。

第4章は歯科医のお話。歯科でいえば無理のある歯列矯正には反対とのこと。事業規模から見ますと先のお二人よりは小さいかと思うのですけれど、眼科医である私にも参考になる情報は、少なくありませんでした。

ーー以下、李白社のページから引用ーー
著者:船井幸雄/加藤鉱
出版社:李白社/ビジネス社 1575円(税込)

【内容】

◆すべてはお客様のために。トップの力が教えるものとは—-
コンサルタント人生50年の経験を通じて、
船井幸雄氏が3本の指に数え上げたトップがいる。

・秋田県小坂町前町長、川口博氏
・新潟県「夢ハウス」社長、赤塚幹夫氏
・福岡県「むらつ歯科クリニック」院長、村津和正医師

「組織の盛衰は、トップ1人で99・9パーセント決まる」

船井流経営法の真髄とも言えるトップのリーダーシップ。
彼ら3名のトップたちは、何を実践し、何を生き様としてきたのか。
本物だけが生き残る時代に、本物を完成させた
真のトップリーダーから学ぶ1冊。

◆「何も無い」と嘆くだけでは、何も生まれない
秋田県小坂町という町は、一見、何の変哲のない東北の田舎町である。
しかし、今や世界で3本の指に入る最先端リサイクル製錬所があり、
東京などの大都市が大量廃棄する工業製品を原料に、
金・銀・プラチナやレアメタルを抽出・生産している。
また、農業分野では、菜の花油が小坂町の新たな特産品として事業化されている。
養豚業においては循環型農業を実現し、ブランド豚「桃豚」の売り上げが著しい。
さらに、一般廃棄物と産業廃棄物の両方を受け入れる
「管理型最終処分場」もこの町の売り物として有名である。
これまで何もなかった地に、各種の産業が創出され、
住民1人当たりの所得は、秋田県内でビリから3位が、
2007年に1位となるまで成長した。
この立役者が前小坂町長の川口博氏である。
「うちの町にはなにも無い」と嘆く前に、
将来を見据えて発想の角度を変え、町を繁栄させた氏の手腕は、
まさに経営センスが不可欠である。
彼の深い洞察力とリーダーシップに迫る。

◆本物を追求し続けた裏には、お客様の笑顔があった
家は一生の買い物である。しかし、現実の家の耐久年数は26年。
新潟県に本社のある「夢ハウス」は100年住宅を完成させた。
社長の赤塚幹夫氏は本物の家づくりのために、並々ならぬ努力をしてきた。
家の材料である木材の開発から、シックハウス対策、
一般に良いとされる外断熱工法にもメスを入れ、
お客志向を第一に「ものづくり一貫生産システム」を構築した。
氏のコストダウンと開発魂はまさにトップのリーダーシップのなせる技。
行政と戦いながら、「この世に無いなら自分たちでつくる」という号令のもと、
すべてをオリジナルで開発してきた。
また、究極の顧客アフターサービスも忘れない。
多くのお客様に喜ばれる一生ものの家、
まさに”夢”ハウスはどのように生まれたのだろうか。
赤塚氏のプロ根性と人間性にトップの資質を見る。

◆”名医”は”名経営者”に通ず
福岡市博多駅前に「むらつ歯科クリニック」という治療院がある。
治療を受けた患者の口コミや紹介によって来院者数が増え、
今ではインプラント臨床例が7000を超えるという
日本一と言っていい歯科クリニックである。
このクリニックの院長である村津和正医師は、
常識にとらわれない方法で治療する歯科医として、
船井幸雄氏も名医として尊敬している。
「歯科治療することが歯医者の目的になってしまっている。
一見良いことのように思えるけれど、これは本当の『医の目的』に適っていません。
本当の医の目的とは、患者の歯を削って、抜いて、金属を被せることではありません。
究極的には、患者が自分の歯で”食べる喜び”を感じることがいちばんなのです。
患者は自分の歯を残したいと望んでいる」
まさに船井流経営法の”お客志向”をいちばんに考え、
虫歯の本当の原因を独自に研究し、歯列矯正治療に異を唱える。
村津氏のこの思いはどこから生まれたのか。
名医は名経営者に通ず—-。村津治療の真髄を探る。

【目次】

まえがき 本物のトップになろう。本物のトップを創ろう—-船井幸雄

第1章 組織体運営=経営を成功させる決め手はトップ1人。
    そして強力なトップのリーダーシップ力が決め手—-船井幸雄
生命を懸けて働き、客志向しよう
世界一の本物を持とう。
組織体はトップ1人で決まる その決め手はリーダーシップ力
リーダーシップ力の決め手は「高い品格のある人間性」と「率先垂範」をすること。

第2章 ないものねだりせずに興したリサイクルと環境の町—-加藤鉱
◆秋田県小坂市
東北の山奥に循環型社会を実現した元鉱山の町
組織の盛衰は99パーセント以上トップで決まる
秋田の山奥に出現した伝説の”黄金の町”
リストラでパニックに陥った小坂町役場
“ないもの”を嘆くより”あるもの”を活かせ!
狩猟民族型であるはずの企業がとった異例の行動
世界最高峰のリサイクル企業
すべては黒鉱に収斂する
都市鉱山で資源大国となった日本
都市鉱山の主原料はケータイ電話ではなかった
生き残りを賭けた二人三脚
廃棄物処理でもトップ企業
この施設は川口町長の作品
世界鉱山サミット・イン・小坂
リーダーとしての危機管理能力
平成の市町村合併問題
十和田湖境界線バトルの顛末
復活した鉱山の町のシンボル
養豚を中心とした循環型農業の実現
菜の花プロジェクトに宿る”もったいない精神”

第3章 すべては本物の家づくりと顧客のため—-加藤鉱
◆夢ハウス
家づくりの全工程を自前で手がける日本で唯一の住宅会社
国と大手メーカーに抹殺された日本の在来工法
シックハウス法施行の裏側
外断熱工法に異議あり
この世に無いなら自分たちでつくればいい
まだまだ消費者目線に立てていない法律と施工者
本物をつくるために行き着いた「ものづくり一貫生産システム」
すべての始まりは恩師からの注文
コストダウンと開発魂
短期間で軌道に乗せた中国からの輸入
ビジネスパートナーという共同体組織
礼儀を教えてくれた人たち
プロだから啖呵を切る
お中元とお歳暮の意味合い
究極のアフターケア・サービス
前代未聞の「友の会」発足
利益を出さなければならない理由
職人のプライド
ギブ&ギブの哲学
『木に学べ』が教えてくれたこと
住宅会社の勲章

第4章 歯のパラダイムを変えるために捧げる人生—-加藤鉱
◆むらつ歯科クリニック
名医の特性とは何か?
コペルニクス的転回の「歯中枢説」
医の目的に適っていない歯科治療の現状
こうしてつくられた歯のパラダイム
虫歯の本当の原因
歯列矯正治療が招く悲劇
運命を変えた老人の言葉
「生き生き老人健康度制度」プロジェクトへの参加
本当に自分で納得できることしかしない人生
生き生き老人の歯と健康の関連性
歳をとると唾液が出にくくなるのは迷信
歯は臓器だった
新たなる船出
正面突破と「誠」
子どもの虫歯減らしに貢献した意見広告
アマルガムを開発・普及させた悪魔たち
この道を歩んだ者しかわからない喜び
大丈夫、治ります!
まずはマニュアルをあらためる
医の原点

あとがき リーダーシップとは「器」ではないか—-加藤鉱
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