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2013年7月2日

4524 スクールカーストをご存知でしたか?

またまた中学生事情のスクープです。朝、子供と駅に向かって歩いていたら、道の向こう側を10人ほどの私立の女子小学生が大声で、小百合ちゃんと、田中さんと、せい子ちゃんと、山田さんと、、、と名前を次々に呼び上げながら登校してゆきました。

それを聞いて、「お父さんには、みんな同じに聞こえるでしょう。でも本当は学校カーストがあって○○ちゃんと言う「名前+ちゃん」は自分より上で、xxさんという「苗字+さん」は自分より下のカーストなんだよ。」と教えてくれました。「インドでもないのにカーストってなんなんだ?」と言う次第。

またまたウィキペディアで調べてみました。

スクールカースト(または学校カースト)とは、現代の日本の学校空間において生徒の間に自然発生する人気の度合いを表す序列を、インドなどのカースト制度になぞらえた表現。米国にも同様の言葉があるそうですが、日本ではインターネット上で「スクールカースト」という名称が定着したと言うことだそうです。

スクールカーストの構造として、現代の学校空間では、クラス内にいくつかの友達同士のグループが形成され、それらの内部で活発に交流が行われるだけで人間関係が分断され、完結する現象がみられるといいます。これについて分断化自体は認めながらも、教室内の各グループは等価な横並び状態にあるのではなく序列化(上下関係の付与)が働いていると述べる者もいます。

この序列はスクールカーストと呼ばれ、和田秀樹は、現代の若者は思春期頃に親から分離した人格を得て親友をつくっていくという発達プロセスを適切に踏むことができていないため、同じ価値観を持つ親友同士からなる教室内グループを形成することができず代わりにスクールカーストという階層が形成されたのだとしています。スクールカーストでは、上位層・中位層・下位層をそれぞれ「一軍・二軍・三軍」「A・B・C」などと表現するという。

一般的なイメージとしては、
恋愛・性愛経験 – 豊富なほど上位
容姿 – 恵まれているほど上位
ファッションセンス – 優れているほど上位
場の空気 – 読めたり支配できたりするほど上位
部活 – 運動系(特に野球を始めとする球技)は上位、文化系は下位
趣味・文化圏 – ヤンキー・ギャル系は上位、オタク系は下位
自己像 – 自分探し系は上位、引きこもり系は下位

スクールカースト上での位置決定に影響する最大の特性はコミュニケーション能力。クラス内でのステータスの上下関係自体は以前からあったものの、それは運動神経や学力が大きく関係したものであり、そうではなく判断基準がほとんどコミュニケーション能力に依存している点がスクールカーストの新しい点であるといえます。

ここでいうコミュニケーション能力とは、具体的には「自己主張力」「共感力」そして「同調力」の3つ。スクールカーストの格差は小学校ぐらいまでは目立たないが、思春期(中学校ぐらい)から顕著にみられるようになる。

場の空気を読んで摩擦・衝突を回避しながらポジションをさぐりあうという教室内における生徒たちの人間関係に対する緊張感は、しばしば戦場に喩えられます。土井隆義は中学生が創作した「教室はたとえて言えば地雷原」という川柳をスクールカースト的な一触即発の環境を端的に表現したものとして紹介しています。

こうしたシビアなコミュニケーション環境は、場合によってはいじめを誘発して生徒を自殺に追い込むなどの深刻な事態を引き起こす背景にもなっているとのこと。いじめは基本的にはスクールカーストが下位のものを対象として行われますが、最上位のカーストの者が最下位のカーストの者をいじめるといった落差の大きいものはあまりなく、同一カースト内か隣接するカーストの者が対象となることが多いそうです。

清澤のコメント:
ネットでのチャットばかりをして勉強に身が入らない子供から携帯電話を取り上げるという何時もの親の行為は、現在の環境の中では子供にとっては「地雷原の中で地図を取り上げられるような非常に危険な状況」と感じられるのかもしれません。

PSスクールカースト(学内格差)、あなたの娘さんの「格」は? :という記事も面白かったです(⇒リンク

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