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2013年6月26日

4501 贋作王ダリ:という本を読みました

無題
どこかのネット記事で見つけて、アマゾンンで贋作王ダリと言う本を買いました。映画化もされた模様。

今も、溶ける時計とか、サイの眼の涙とか、その特異な風貌とも相まって、彼の絵を買い求める人々は多く、またその贋作も多いということです。
thumb5人気のある画家であれば贋作はつきもので、日本では鑑定家も偽物ですとは言わず「若描き」ですといって真筆であることを否定すると言います。贋作を見分けるのも目利きの力。異色の履歴を持つ著者が、主張とスキャンダルの多かったダリを記載した異色の本です。

私は確立されたものよりも、戦後の闇市の様な混沌とした世相、時代に惹かれます。
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他人の読書感想文から拾うと、
「贋作づくりのほとんどにダリ本人が加担している。……ダリは人生の半分を、美術界を
欺くことに費やしました。美術界を欺きながら、自分がそうするのは、自分の作品の価値が結果として急騰するのを見たいからだと公言してはばからなかった」。

「白い紙にサインするだけで50万ドル」――そんな稀代の詐欺師の引力ゆえだろうか、
なにせ本書に登場する人物からそのエピソードから、何もかもがただひたすらに胡散臭い。

「きみ、ぺてん師よ、この世にはひとつとして真実はなく、ひとつとしてうそはない」。

内容(「BOOK」データベースより)

ダリ専門美術商兼詐欺師だった著者が明かす、画家サルバドール・ダリの波乱万丈の生涯。欲望と狂気とスキャンダル渦巻く美術界を描いた驚愕のノンフィクション。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

ラウリセンス,スタン
1946年、ベルギー生まれ。サルバドール・ダリ専門の美術ディーラーとして10年以上を過ごし、贋作を販売した罪で服役。その後、作家に転向して、2002年、『黒い雪』という犯罪小説でエルキュール・ポアロ賞を受賞。現在、アントワープとロンドンに居を構える

楡井/浩一
1951年生まれ。英米ノンフィクション翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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PS:私にとってのダリは[映画]ミッドナイト・イン・パリの中のダリ

12時を告げる鐘の音と共に現れた年代ものの黄色いプジョーに乗って、ギル(オーウェン・ウィルソン)はあこがれの1920年代にタイムスリップする。ガートルード・スタイン(キャシー・ベイツ)の文化サロンに出入りする、ピカソやジャン・コクトー、シュルレアリストのダリやマン・レイ、ルイス・ブニュエル、アーネスト・ヘミングウェイ、F・スコット・フィッツジェラルド、ゼルダ夫妻らアメリカ人も加わり、文化、芸術の一大拠点となっていたパリの街。
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エイドリアン・ブロディが演じたサルバドール・ダリの場面は最も印象的だった。“ダリ”と犀を連呼してるだけだったけれど。そのダリも偽物。その前に展覧会を見たマン・レイとも同時代の人だったんですね。

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