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2013年6月22日

4491 <中国のクレジット・クランチ>とは

クレジット・クランチと言うのは金融市場における「信用の収縮」。金利が急激に上がって、通常の企業活動では支払えない程度の高い金利になれば、実際に活動している企業の倒産も増えるという大変な事態になります。

日本における過去の例としてはリーマンショックが挙げられているようなのですけれど、ここ数日、中国におけるクレジットクランチの危険が報じられています。

中国国内の金融環境は国が決めるようなものですから、その実態はつかみにくいのだそうですが、その信用が急速に収縮し、市場にお金が回らないという恐れが出てきているのだそうです。

その結果国際金融ファンドが危険を感じて、アジア太平洋地区の市場から急速にお金を引き上げようとしていて、これが東南アジア諸国での証券の大暴落の一因となっているという話があるのだそうです。

従来のG3でお金が市場に供給された結果、もっともそれで潤っていたのは、実は米国ではなくて東南アジア諸国の市場だったということで、G3が閉ざされると最も影響が強く現れるのもこの地域だということの様なのです。

直接は自分たちの暮らしに関係がないこととはいえ、日本でも世界でも証券市場は乱高下を見せています。「国際金融システムが急速に崩壊に向かっている」という予測を出している人もいます。 この辺りは一層慎重な社会の観察が必要そうです。

中国のシャドーバンキング(影の銀行)とは

毎日新聞 2013年06月22日 東京朝刊

◇中国のシャドーバンキング(影の銀行)

 金融監督当局の規制を受けている銀行の融資以外の金融取引。貸出債権を小口にして販売する金融商品を通じた資金のやりとりのほか、企業同士の資金の貸し借りも行われる。利回りは、銀行に預ける場合よりも高めに設定されている。資金は、地方政府が設立した土地開発会社や、経営不振企業に流れていることが多い。

そこで<中国のクレジット・クランチ>という記事の引用です。

ーー引用開始ーー
為替市場では「中国でのクレジット・クランチをめぐる緊張感や懸念から、ファンド勢が引き続き新興国のポジションを手じまっている」(外銀)との指摘が出ている。

クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)市場では、中国の5年物CDSが131.00/136.33bpsの気配と、依然強い上昇圧力にさらされている。

21日の中国短期金融市場で、指標となる7日物レポ金利(加重平均)が8%前半まで低下し、流動性ひっ迫がいったんは緩和したようにみえる。市場では、中国人民銀行が、主要国有銀行にキャッシュオファーのガイダンスを行ったとの観測が広がっているという。

一方、中国・香港株式市場では、中国短期金融市場で、金融機関の資金繰り状況が一段と悪化するとの警戒感から銀行株中心に売りが広がっている。
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