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2013年6月19日

4480 第87回神経眼科勉強会 印象記

本日の神経眼科勉強会の備忘録です。気になる単語も散見されています。
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1、前屈位で改善する内斜視の一例 井上眼科 山本智恵子、南雲はるか、山上明子、若倉雅登

両眼の外転が悪い。前屈を保つと内斜視は改善する。近視と眼軸の延長もある。鑑別診断は、:MG?、眼窩窮屈病?、Duane症候群?:

討論;
1)眼窩静脈瘤はないでしょうか?
2)もともと斜視があって融像が崩れたとは考えられないか?
3)「眼位が変わる斜視」として考えて、Ocular neuromyotomyは、考えられないか?

2、外転神経麻痺と末梢性顔面神経麻痺を呈した橋被蓋梗塞の一例

浮動性めまい、左末梢性顔面神経麻痺、HbAic10,0、オザグレルナトリウム投与、画像上は外転神経核病変だが側方注視麻痺がなくて?。

討論:内斜があるから外転神経の根も障害されているのだろう。そうであれば、インターニューロンの障害はなくても可。

3、放射線治療が奏功した視神経髄膜腫(ONSM、optic nerve sheath meningioma)の一例 笹野紘之、酒井勉、敷島敬悟(慈恵医科大)

IMRTは左眼窩筋円錐内にあって、トラムトラックサインあり
単回1,8グレイ、総量50グレイで視力の向上を求める。
視神経髄膜腫、手術では血行障害例が多い。
FSRT:視力の分割定位  単回は2グレイ、総量50グレイで照射
IMRT:強度変調放射線治療、、
I大からの症例も加療予定であると。3次元的に線量を制御できる方法であると。

4,「右上1/4盲にシャルル・ボネ症候群を合併した脳梗塞の一例」江本博文
討論:文献16例、
連続して同じものが見えるというのは視覚保続ではないか(日大、石川先生コメント)
この発表を聴くための私の準備記事です(⇒リンク

5、「強膜炎に類似した症状を呈した特発性眼窩炎症の一例」加島陽二 ほか
CCF様の充血、血管雑音ありとして紹介され、右眼3ミリの突出、右内眼角部に充血。網膜に圧迫を示す襞(choroidal fold),T sign。網膜の血管怒張と蛇行。眼球を覆うような病変、T2でローな病変、白血球の少々の増加のみ。自発痛、特発性眼窩炎症、ステロイド内服で反応あり経過観察、ステロイド減量中。

討論:肥厚性強膜炎は?(むしろ後部強膜炎という診断でよいのか)
IgG4関連症候群は鑑別が必要(自己免疫性膵炎疑いとして採血)
ーーー以上ですーーー

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