お問い合わせ

03-5677-3930初診受付

ブログ

2013年3月24日

4190 「なぜ、ラーメン屋の8割が3年で消えるのか?」(鴨志田晃 著)

41PQA0EG2gL__SL500_AA300_
「なぜ、ラーメン屋の8割が3年で消えるのか?」(鴨志田晃 著)を一週間ほどかけて地下鉄の中で読みました。

その特異な題名に惹かれて高円寺駅前の書店で衝動的に購入したのですが、「事例でわかるMBA式経営入門」と副題で謳うだけあって、その内容は経営学大学院の講義内容をやや親しみやすく書いたとはいえ、内容はかなり本格的なものでした。

 脱サラでラーメン店を開業しようとする場合に、その多くは立地や商圏、客層に関するマーケテイング分析を十分に行わぬまま開業に踏み切っている可能性があります。

 また、開業後も経営者は常に客層の分析を行い、商品のラインナップ改定を緻密に行って全体的な経営方針を常に修正する必要があります。利益は総売り上げ引く原価ですからその式を意識した経営をする必要があります。

 「利益増大」をもたらす為の「売り上げ増大」には、「客数の増加」あるいは「個客あたりの売り上げ単価増」が必要です。個客単価が伸ばせぬなら、客数を増やすもっとも簡単な対策として、支店の開設も俎上に上がってきます。

 しかし、チェーン店化は「現場を動かす指導者としての創業者」から、「人に働かせて利益を生む経営者」への立場の本質的な変質を意味するので、その成功は容易ではありません。

 と言う訳で、そこまで露骨にはまとめられてはいませんでしたけれど、「あらゆる経営学的な開業前分析と、開業後も現状分析に基づいた対策が常に的確になされなければ、新規開業のラーメン屋は寂れ、短期間でつぶれて当然」ということを言っている本なのだと通読後に気が付きました。

眼科診療所の運営にも通ずるものがありそうです。
ーーーーーーーーーー

目次

第1章 戦略のないラーメン屋は1年でコケる―「経営の定石」を学び理論を実践に結びつけてこそ、お店は成功する!

第2章 お客様は誰ですか―マーケティングの究極の目的は、何もしなくても、売れる仕組みをつくること。

第3章 繁盛する仕掛けをつくれ―安くて、おいしくても、儲けが出なければ意味はない。複合的な、儲けの仕組み。

第4章 リピート客を囲い込め―「何も言わずに、二度と来ない…」。そんなお客を増やさないために。

第5章 儲かる店舗の数字管理―数字からわかること。最低限の基本知識。

第6章 多店舗化を成功させる―「システム化」と「人づくり」、「嗅覚の鋭さ」と「逃げ足の速さ」。チェーンのアイデンティティを保ちながら。

Categorised in: 未分類